YZR500’89 (OWA8) C.Sarron#11 メーターパネルとチャンバーとラジエターホース
どうもみなさん、おはようございます。
週末はプールに行きましたが、プールサイドというか、太陽で焼かれた地面が熱くて、歩くのに大変でした。
かなり足の裏がやけど気味になっていると思います。
でも熱がっているのは自分だけで、一人だけ ヒョッ ホッ ハッ と歩いていたので恥ずかしかったです。
みんな足のウラがぶ厚いのかな?
そんなわけで、YZR500の続きをやっていこうと思います。
バイクや車のプラモデルでは、メーターパネルが必ずといっていいぐらい再現されていますが、メーターのデカールが付いていることはあっても、メーターをカバーする透明のガラス(プラスチック)までが付いていることはありません。
そこで、クリア塗料を厚塗りしたり、薄い透明プラ板を被せたりと、いろいろと表現方法があるのですが、クリア塗料などの場合は表面張力でフチが歪んだり、プラ板は厚くて端が白くなったりでなかなか思い通りにいきません。そこで私の方法をご紹介します。
携帯やスマホ、ゲーム機などに使う液晶保護シートです。最近は2枚入りだったり(2枚使う前に機種変したり)、100均でも売っているので、そんなにお金は掛からないと思います。
メーターガラスのポイントは、「映り込みがあるときの、像の歪みのなさ」なのですが、液晶保護シートはとても薄いですが、そこそこコシがあるので平滑になります。
アートナイフは45°の刃のほうが、丸く曲面を切るときは使いやすいです。(普段は刃渡りが少し長い30°を使っています)
サイズの合うポンチがあれば、それで抜くのが楽ですが、合うのがない場合は上記ナイフで切り出します。
乗せて見ると、こんな感じで映り込みがキレイにいくので、とても繊細でリアルになります。
ちょっと飛びましたが、メーターの周りを黒に塗ったあと、こんなふうにマスキングします。ドロロンえん魔くんではありません。
ベース部分ををグレーで粗く砂吹しました。資料を見ると黒い丸が4つあったので、クラッチのときに作ったワッシャーの予備を黒に塗って貼り付けます。
そのあとデカールを貼って、前述のメーターガラスを付けて終わり。
チャンバーの先に付くサイレンサーですが、先端の穴の周りを薄くしてみたのですがプラスチックだと強度的に限界が……。
先だけ真鍮パイプで作りなおすことにしました。
パイプを曲げるのは本当に難しいです。大きな金属パイプの場合は専用のパイプベンダーや、砂を詰めてから曲げたりするらしいです。
普通に曲げると、ベコッとへこんでしまうのですね。
ちょっと悩みましたが、焼いてから、ほぼピッタリサイズに調整したピンバイスに差して少しずつ曲げていきました。
やはり少しキズが付いてしまいましたが、なんとか許容範囲で曲げることが出来ました。
もとあったものをカットして差し替えます。
黒で塗装したあと、クロームシルバーで塗装し、手元にあったどこのか分からないカーボンデカールを貼りました。
カーボンデカールが明るい色だったので上からスモーク+黒を吹付け。最初に削りとったモールドを、Top studio製のワッシャーで再現しておきました。
次はチャンバーの塗装です。
どうやって塗装したらいいか悩みましたが、Max Moto Modelingさんで素晴らしい方法を紹介されていたので、参考にさせていただきました。
クリスチャン・サロンのYZR500はチャンバーが結構黒いので、最後にスモーク+黒を吹き付けて暗めの仕上げにしました。黒で塗りつぶすだけっていうのは忍びない…。
次はラジエーター・ホースです。耐圧ホースで、周囲には網目状の凸凹があるのですが、再現するのが難しいです。
とにかく、まずは針金で同じ曲線を描くようにカタチを合わせます。
キットの最初と最後の部分は切り離して、あとで使います。
実際にバイクに当ててみて、念入りに位置の調整をします。
このあと、この針金にHIQパーツさんのメッシュチューブ1.7mmを通し、さらにその上に収縮チューブ(熱で縮むチューブ)を被せます。
そして、線香の火を近づけて少しずつ収縮・密着させます。
実験でやったときは、もう少しディテールが現れたのですが…あまり分からない感じに。残念。
収縮チューブがもう少し薄いタイプがあれば、もっと良くなったと思うのです。
先ほどカットした、最初と最後の部分をつなげて塗装します。
エンジンとラジエターのところに接着します。まぁまぁな感じです。
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多種多様の収縮チューブを取り揃えているネットショップ、RSコンポーネンツ
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次はタイヤデカールの貼り方です。(苦手…)
まずはデカールを一枚分切り離します。適当でOK。
普通と逆で、表面に接着面が出ているので注意します。
このタイヤデカール、普通のと異なり、1枚薄い紙がはがせます。
はがすとくるんと丸まるので注意。
タイヤの該当部分に貼り付け、位置が決まったら水で濡らします。(綿棒を使うと良い)
(タイヤは最初にエナメルシンナーなどでキレイに拭いておき、塗装済みのホイールに装着し、なるべく組めるところまで組んだあとがいいです。なるべく触らないように。)
しばらく(30秒から1分ぐらい?)待ってから薄い紙の端のほうをめくってみて、抵抗なく離れたら、はがします。
綿棒などでトントン押して固着させたかったのですが、なんと反対側の乾いたほうの綿棒を使ってしまいました。あわわ…死のう…
……というのは冗談です。こんなときは慌てず、騒がず。エナメルのホワイトでタッチアップしました。ほっ。
以上でタイヤデカールの説明は終わりです。
さて長くなってきたので、これで一旦切りますが、ステアリングダンパーをボディに固定するピンですが、アルミパイプに虫ピンを差して固定し、上面をヤスリで整えたものを作りました。
こんな感じになります。
本当に長くなってしまいましたので、続きは近々すぐにアップします。このあとの画像が大きいので。
では、今日はこれで終わりです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ラジエター・ホース、とても良い感じですね。質感も本物みたいです。
オレンジさん ありがとうございます。実物はもう少し、でこぼこが強いんですよね。ツヤとかはいい感じなのですが。
収縮チューブの厚みがもっと薄ければ、メッシュチューブのでこぼこがもっと表面に現れるのでしょうけど、、、。