NSR500 (1985) F.Spencer#01 ステアリングダンパー

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みなさんおはようございます。
 
 
先日、近所のお寺の例大祭がありました。
タイヤのついたお神輿みたいな山車に、長いロープが2本ついていて、それを子供たちが大勢で町内をゆっくりと引っ張り回すのです。
 
なんと、50m置きぐらいに一旦停止し、おやつやおもちゃが配られるんです。

 
こどもたちは毎年適当な場所から参加して適当な場所で離脱するんですが、今年も同様、おかしとおもちゃをたんまりといただいてきました。

 
また、お祭りでは昔ながらの屋台がたくさん出て、とてもいい雰囲気です。こどもに綿あめや宝つり(千本引き)などいくつかやらせましたが、つまらないものでもそういうのが嬉しいみたいです。
 
自分がこどもだった頃、お祭りで何かやらせてもらうの嬉しかったなと思い出しますが、大人になると「これに500円?」とかつい考えちゃいますね ^^;

 
 
 
さて、今回から新しい制作のスタートです。題材は、1985年のホンダNSR500。それとライダーのフレディー・スペンサーを作ります。

 
バイクレース好きな方には説明不要ですが、この85年のNSR+フレディー・スペンサーというのは、もはや伝説となっている、ダブルタイトルを獲得したフレディーの黄金期であります。
 
説明すると、当時バイクのレースには最高峰の500ccと、250cc、125ccがありました。同じ様に見えてバイクの乗り方・性能などがまったく違うため、通常は「500ccを戦うライダー」と「250ccを戦うライダー」はまったく異なる顔ぶれになります。
 
しかし1985年のフレディー・スペンサーはこの500と250の2つのクラスに両方エントリーし(1日に2度レースを走る)、なんとその年、両方のクラスでチャンピオンを獲得するのです。

 
いまだにこのダブルタイトルというのはフレディー・スペンサーのみが成し遂げた偉業であります。

 
その圧倒的なスピードと豪快なライディングでファンを魅了したフレディー・スペンサー。伝説はいくつもあるのですが、私はフレディーが大好きでありまして、どうせ作るのなら圧倒的だった85年の彼がいいなと思った次第であります。

 
しかし、実はこの85年型のNSR500というのはキット化されておりません。大人の事情は分かりませんが、手元に以前購入して積んであった86年のファクトリーカラーのキットと、83年のトリコロールのキットがありました(両方ともリサイクル店で半値以下で入手したもの)ので、これらを使用して改造し、作っていきたいと思います。
 
制作の方向ですが、「85年型を完璧に再現」するのはとても大変ですので、あきらかに異なる部分やこだわりたい部分を修正するぐらいで、全体の印象が85年型のNSR500に見えればそれでヨシという意識でやります。

 
ある程度キットが出来てきてから、ライダーの造形に入っていきますが、この流れは「YZR500・クリスチャン・サロン」でやったのと同様です。(スカルピーを使います)

 
 
では始めていきます!

 
 
tamiyaNSR500(1983)(1986)
長い間積んであったキット2つ。手前が83年、奥が86年型のNSR500。
今回は、ほぼ奥の86年型のキットを使用し、83年のはタイヤぐらい?

 
 
parts01
いきなりパーツがバラバラになっていますが、写真撮る前にパチパチと全部バラしてしまいました。
 
バラしたパーツはいつも100均の「はがき用ケース」に入れています。作る部分ごとに、3つぐらいのケースに分けて入れています。

 
 
karikumi01
ざっと仮組をしていきます。どこを直さなくてはいけないか、完成後にどこが見えてしまうのか、などなどを資料を片手に確認します。
(見えない部分はあまり手を入れない予定。)

 
 
NSR500プラグ
これは点火プラグなのですが、作業中に(終盤に)折れることがよくあるので、あらかじめ軸を金属に置き換えておきます。

 
 
ステアリングダンパー
さて、ステアリングダンパーのパーツです。これは完成後よく見えるので、とても大事なのですが、すごく適当な感じ(片方どこにも繋がらないし)ですのでここはいつものように作り直します。

 
 
stearingdumper02
使用するのはアルミパイプと真鍮パイプ、虫ピン、洋白板、等々。

 
 
stearingdumper03
真鍮パイプの中にアルミパイプ、その中に虫ピンが通るという構造です。可動します。

 
 
ステアリングダンパー自作
こんな感じに出来ました。各パーツの説明です。
ロッドは虫ピン、お尻のダイヤル部分のみアルミパイプ、接続部はアルミ線をペンチで潰して整形、ダンパー本体は真鍮パイプの中にアルミパイプ、ステーは洋白板を曲げて制作。

 
目立つ部分なので、これだけでも完成後の見栄えがだいぶ良くなります。

 
 
stearingdumper05
ステアリングダンパーを固定する部分のピンは、虫ピンにアルミパイプを輪切りにしたアタマを接着し、削って制作。

 
 
ステアリングダンパー自作
こんな感じになりました。ステアリングのフォークにも受けの部分を作らなくてはいけません。 

 
  
記事を読んでいただいて面白いと思ったら、下のバナー2つ(ガンダムとアルピーヌ)をたまに押してくださいm(_ _)m

とりあえず今回はここまでです、次回をお楽しみに~!!

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10件のフィードバック

  1. Luka より:

    今回はNSR500でしたか!
    自分まだ存在してない時代です(笑)
    自分の車のモデルとかなかなか見つからないのが残念です…なのでゲームで再現して遊んでます

    今回の更新をきっかけにブックマーク登録させていただきました!

  2. kenji@管理者 より:

    Lukaさん お若いんですね。いや、自分が知らないあいだに歳を重ねていたのか…(^_^;)
    逆にプラモにあるクルマを選んで乗るといいと思いますよ(笑

  3. Luka より:

    今年23になりました
    ディーラー系の工場勤務なんでかなり絞られてしまいますが乗りたい車がないわけではないんですよね^_^;
    スカイラインのR33とか好きなんで

  4. kenji@管理者 より:

    Lukaさん やはりお若いですね。でもコメント欄で個人情報は控えた方が良さそうですよ(^^)
    R33ならキットありますね。是非。

  5. kiy より:

    初回からいきなり細かい作業ですね。
    これは相当気合い入ってるってことかな?

    あ、普段は気合いナシって意味じゃないですよ・・・

  6. kenji@管理者 より:

    kiyさん 特に変わりなく、いつものテンションでお送りしております 笑
    YZRのときほどは、細かい作業は無いと思います。
    コメントありがとうございました。

  7. 匿名 より:

    今ではMotoGPになってますし、レギュレーションも替わりましたけど
    WGP時代でも同時エントリーが廃止になって文字通り最後のダブルタイトルホルダーですよね
    私自身がバイクに嵌ったのが正にフレディ全盛期の頃だったので楽しみに見させていた出します

  8. kenji@管理者 より:

    匿名さん そうですね、クラス跨いでエントリー出来なくなったので、最後のダブルタイトルですね。
    フレディーのファンに怒られないように頑張って作ります!

  9. まっきー より:

    初めまして。私も以前から1985年型のNSR500を造りたいと思っていました。
    このほど貴兄のサイトを見つけ、その工夫とアイディアに心底敬服いたしました。限りなく初心者に近い私にとっては「師匠」と呼ばせていただきたいほどです(笑)
    貴兄のサイトを参考に、これから制作に入らせていただきます!

  10. kenji@管理者 より:

    まっきーさん はじめまして、コメントありがとうございます。
    85のNSR500はめちゃくちゃ格好いいので、絶対作りたい人たくさんいると思っていました。
    まっきーさんも頑張って作ってください!

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