NSR500 (1985) F.Spencer#24 カウル以外が完成

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みなさんこんばんは。
 
めっきり寒くなってきた今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。

私はこう見えても1年の中で一番、この10月ぐらいから11月にかけての季節が好きなんです。
「小春」っていうんですかね。
 
暑い夏から空気が劇的に変わって寒くなってくるところがなんとも言えず好ましい。理由は分からない。

 
どの季節が好きかを聞かれて、冬が好きという人はナルシストだとか言われているとか、いないとか。勘違いされそうですが、決してそうではないです。

 
ただし!
最近は10月末が近づくと「トリック・オア・トリート」なんつって街が騒がしくなるんですよね。

 
私の好きなオクトーバーの雰囲気ぶち壊しですよ。
ハロウィンって子どもの頃、なかったのに。

 
いや別に楽しんでいる人に水を差すつもりはないんですけど、楽しければそれでいいじゃん、っていうのも分かるんですけど。

 
日本には美しい四季があって、にぎやかで開放的な夏とか、穏やかで暖かく優しい春とか、その時期その時期に色んな楽しみや美しさがあって、それぞれを味わっていたい。
いつでもどこでも、にぎやかでワイワイ楽しいだけってのは、もったいないなと思うんです。

 

 
さて、前回にスクリーンをバキュームフォーマーで作りましたが、フロントカウルのほうはまったく手をつけてなくて進んでおりません。

 
タンク&シートのほうを少し進めました。
塗装に関しての注意点は、いつもと同じ。塗膜は薄く。

厚ぼったい塗装になってしまうと、それだけで最終的な精密感が失われます。 

 
 
body-paint15
前にこのカットのアップを載せましたが、そのときよりもクリアが重なっています。まだボコボコですが、デカールを痛めないように、3回ほどクリアを塗装しました。もう削っていきます。85年のマシンなので、そんなにテカテカにしなくてもカッコいい雰囲気が出るのかも……。
 
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body-paint16
意識としては、表面のボコボコしている山を削り落とすイメージですので、柔らかいフィルムのような細かい目のヤスリよりも、コシのある耐水ペーパーのほうがいいのかなと感じます。
粗く出来る限界ぐらいの粗さのペーパーを使うイメージです。今回は#1000。
クリア層を破らない程度に軽くかけていきます。

 
 
body-paint17
こんな感じにツヤが消えていきます。シートカウルは、多少ボコボコが残っててもいいかという判断です。実車も、ツヤはありますが鏡面というほどではありません。
このあとクリアを塗装します。

 
 
body-paint18
それに対してタンクは、とくにカドの部分のツヤはキレイにハイライトが映るようにします。

 
 
body-paint20
クリアを吹きました。四角いカストロールは自作なので、クオリティの差が心配だったのですが、それほど気にならないみたいです。

 
 
rothmans-blue-sample02
実車の写真です。RIDING SPORTS別冊(1985.12月号)表4広告から引用。

 
body-paint21
ロスマンズ・ブルーはかなり悩んだのですが、理想通りです。

 
 
freddie17
さてスペンサーさんですが、今このような顔です。眼球から作る方法を実験的にやってみたのですが、見事に失敗しまして、目の位置修正のときにレジン(眼球の表面)を割ってしまい、「写輪眼」のようになってしまいました。もしくは紅衣の公子コルム。

 
目から作り直す気力がないので、あとで塗装しなくてはなりません。
このリベンジは、レイニーさんのときに行います。

 
 
freddie18
スペンサーが当時どんなことを考えてレースをしていたのかは他人には分かりません。ですが、色々な本を読むと、天才にも悩みはたくさんあるんだなということがはっきりしますね。

 
 
 
シートカウルが一段落したので、フレームに取り付けて、その他パーツを付け、フロントカウル以外の完成となりました。
せっかくチャンバーを苦労して自作したので、この状態で写真を撮影しておきます。
フロントフォークは仮付けです。(カウル取り付けの際に外さなくてはいけない為)
 

(ここからの写真はクリックで大きくなります。)
comp-naked01
フロントまわりには大して手を入れていないのですが、ステアリングダンパーを作り直してワイヤー類を追加しただけでも精密感がだいぶ増します。
(※ワイヤー類は仮付けで、取付部の曲線の具合など、まだ吟味していません)

 
 
comp-naked02
頑張ってチャンバーを自作して本当によかったです。凄く効果的でした。
シートラバーは、塗装しないつもりでしたが黒さがもっと欲しかったので、エナメルのフラットブラックを塗装しました。
じゃあ表面を荒らしたりしなくてもよかったんじゃ?というわけではありません。表面の状態はとても大事で、塗装だけではカバー出来ません。
表面を丁寧に荒らした(処理した)上で、フラットブラックが生きてきます。

 
 
comp-naked03
タンクの塗装はそこそこキレイですが、シートカウルは鏡面ではありません。ですが、リアルな雰囲気が出ていると思います。

comp-naked04

さて、記事を読んでいただいて面白いと思ったときだけでいいので、下のバナー2つ(ガンダムとアルピーヌ)をたまに押して応援してください ヘ(゚∀゚ヘ)

とりあえず今回はここまでです、では、「トリック・オア・トリート!!」

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4件のフィードバック

  1. オレンジ より:

    ください(笑。

  2. kenji@管理者 より:

    オレンジさん 二個あったらあげるんですけど一個しかないのでダメです(笑)

  3. 名無しさん より:

    完全完成形のフルカウルレーサーが素晴らしいのは当然なんですが
    半ネイキッド状態のバイクってメカニカルな部分が全面に出て
    完成形より楽しめるってのは、我ながら異端なのかなと思ってしまいますw

    それ程に機械的な美しさが有りますよね

  4. kenji@管理者 より:

    名無しさん 私もカウルが無い、もしくはハーフカウルのモデルはとてもカッコいいと思います。
    (もちろん、フルカウルのレーサーもカッコいいです)
    決して異端ではなく、多くの方もそう感じると思いますヨ!
    コメントありがとうございました。

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