フェラーリ512BB#05ボディ


 
みなさん、おはようございます。

 
以前、どこかに書いたかも知れませんが、
我が家の車(マツダ)のナビゲーションシステムは凄く古いんです。

そして、日本では次々と新しい道路が生まれています。

つまり、ナビゲーションの地図を更新しないと、ナビの役割を果たさなくなってしまうということです。
新東名すらスムーズに乗れない。
先日は途中から道なき道を行き、ガタガタ道が現れ、まったく地図には無い道を走ってひどく困ったときがありました。

 
そうなると、当然、作戦的には、
 
 1. ナビゲーションの地図データを、新しいものに更新する
 2. 新しいナビゲーションを導入する
 3. 古いのでだましだまし乗り切る

 
と、この3択かなと思うのですが、出来れば1か2を選択したいですよね。不便だから、こういう話になっているわけで。

ところが、我が家のパターンでは、なんということでしょう、1も2も不可能なんです。

なぜかというと、まず1に関しては、地図データの更新サービスがもう終わってるんですよね。
更新サービスが終わっている。ちなみにメーカー純正ナビなんですよ。
まだ10年経っていない車なのに。ナビの更新は終わりました、と。
「ウチが作る車は10年も乗れませんから」と言っているようなものではありませんか?
少なくとも、私はそんな感想を持ちました。ディーラーに一応伝えました。キレてないですよ。

そして、それじゃあナビごと変えようかと。2の選択肢ですよね。

ところが、「メーカー純正」のナビであるがゆえに、ステアリングコントロールが付いているんですよね。
これはなにかと言うと、ステアリングのところに、オーディオのボリュームやラジオの選曲、また、バックカメラの他にフロントカメラ、左サイドカメラがついているのですが、これらを切替えるボタンが付いています。 そしてスマホとBluetoothで繋がっていて、電話がかかってきたときに出られるボタン、などなどが付いている。オーディオと連動していて、電話がかかってくるとオーディオのボリュームが絞られ、通話が終わって電話を切ると元に戻るんです。大変に便利。

 
そして、ナビゲーションを市販の新しいものに変えると、これらの機能が無くなってしまう、ということなんですね。
オーディオのボリュームやラジオの選曲は、後付けで対応品があるかも知れない。でも電話やカメラの部分はおそらく無理です、と。

 
えー。

じゃあ仕方ないから、電話のところは10,000歩ゆずって諦めよう、それならいけますか?と。

そうしたら、「メーカー純正」のナビであるがゆえに、ダッシュボードのパネルが特殊で、市販のナビは合わない、とのこと。(どっちみちアカンやん)

 
そして、もしアレでしたら今付いているナビはそのままに、ダッシュボードの上にもう一個新しいナビを付けたらどうか、みたいな、ジャパネット的な話になってきましたので、
ナビ2枚も付けて「2枚、2枚!」とか喜ぶと思うの?と問い詰めておきました。高見山か。

 
 
もう打つ手が無いということがわかりましたので、結局、だましだまし乗り切るという3の選択肢になりましたが、
そんな話をディーラーでしていると、
感じの良い営業さんが、「新しいアテンザがオモテにありますので、ちょっと運転席に座って見ませんか」と薦めてきまして。
あー、来たよ。得意技でしょ、それ。一旦乗せてしまえば、魅力にイチコロ作戦~。

と分かっていたものの、そうかよし、どれどれ、とまんまと新しいアテンザに乗ってみたんですよ。

 
そうすると、すごく上質で、カッコいい。自信があったんでしょうね。

そして、どうしてもナビに目が行きます。今さっきの議題でしたから。
そのアテンザの新しいナビは、美しい独特な曲線を描くダッシュボードの中に、見たことがないような横長の画面がどーんと設置されているものでした。
画面は、まあまあキレイですよね。でも今のスマホのように、ドットが見えないほど解像度が高いわけでもない。
一緒に乗り込んでいた営業さんに「このナビは後で市販品に交換したり出来ますか」と聞くと、「それは出来ません」と。

 
いやいやいや!
液晶画面の綺麗さとかって、数年でまったく違うじゃないですか。
数年後、他の市販の新製品のと見比べると、おそらく明らかに見劣りするんですよ。
それを、「交換出来ない仕様」にする意味がわからない。
(実際今困っている)

こういう部分はユーザーにとっては「あとで市販品に楽に交換出来る仕様」にするほうがいいに決まってる。共通な仕様。

そういったところも含めて「デザイン」なのではと思います。

ということでいろいろと考え方についてモヤモヤしていましたので書きました。
(だれかウチのナビを打開してくれませんか)

 
 
 
…と、長くなってしまいましたが、制作をやっていきましょう。

 

問題のボンネットを、粗めのヤスリ(当て木をキチンとする)で丁寧に削っていきます。#320ぐらい。
カタチを変えるときは時間短縮のためだけではなく、粗い目のヤスリを使うといいです。細かい番手でずっとゴシゴシ削っていると波打ったり、カドがダルくなったりしますので。

 
 

だいぶイイ感じになってきました。サフ無しでやっているのでカタチが分かりにくいですが、もうしばらく我慢してからサフを吹きます。

 
 

こちらもイイ感じになってきたようです。

 
 

さて、伸ばしランナーです。

 
 

この穴に差し込んで、流し込み接着剤を流し込んで一体化させます。

 
 

4つの穴すべて。

 
 

乾いたら丁寧にヤスリをあててフラットに。

 
 
なぜこんなことをするのかと言うと…

  

この穴に差し込むパーツのダボが、外側にはみ出し気味で横から見えるのです。
ダボは切り落とし、普通に接着します。
 
 

ここのカド、とても大切な部分なのですが、赤い線のところにバリがありますのでキレイにしておきます。
カドは丸めないように、むしろシャキッと立たせます。塗装である程度丸まってしまいますので、下地の状態はキレイにカドを出しておきます。

 
 
私の大好きなクルマで、アルファロメオ TZ2 というのがありまして(私はアルファロメオがクルマの中で最も好きなメーカーなのです)、これはテールをまっすぐ切り落としたようなデザインなのですが、こうしたテールのことを「コーダトロンカ」といいます。
512BBは、コーダトロンカというほど特徴的なわけではないですが、やはりテールまで伸びてきた曲線がスパッと切り落とされてるんですよね。
この切り落とされているところの切れ味がダルいと、魅力半減なわけです。

 
 

さて上の写真は、ネットで探した実車の写真を引用させていただきました。サイドパネル下側のラインが良く分かる、珍しい写真です。

まじで? というぐらい、平面なのですね。巻き込むように内側に湾曲しているイメージですが、直線的なのです。

 
 

ということで、当て木をしたヤスリ(ボンネットで使ったのと同じ)で、平面的になるように削ります。上半分にキズを付けないようにマスキングテープを二重に貼っています。

 
 

さてこれは、テールのバンパーのパーツです。見逃しがちですが、サイレンサーがくぐる穴のところの内側にバリみたいなものがあります。
見えないかもしれないですが、棒ヤスリ(ダイヤモンドヤスリ)を使えばすぐに出来ますのでキレイにします。

 
 

バリはコチラ側にもこんなに目立つものがあります。そして、アミのところ、開口しました(エッチングのアミを入れます)。

 
 

ちょっとやるだけで目立たなくなります。

 
 

キレイになったようです。 

 
 

そうそう、このサイドのインテークのところもちょっと掘り込んでおきました。

 
 
 
さて、ホイールをデイトナのものに変えて、車高を調整しないといけなかったのでした。


どうすれば簡単に速く出来るかちょっとだけ考えましたが、上の写真のように下側を1.5mm削って……。

 
 

上側にプラパイプで1.5mm追加します。

 
 

そうすると、ちょうど1.5mm下にオフセット。

 
 

前輪はこんな感じに。

 
 

後輪の同様のパーツ。

 
 

単純にひっくり返して、上下の突起のところだけ調整して終わり。

 
 

ホイールとブレーキ部分との接続は、デイトナに準じてネジ止めすることにしました。プラパイプで足付け、ピンバイスでネジよりほんのすこし小さな穴を開けておきます。

 
 
ということでホイールを新しいものに変えて再度仮組みしてみました。

↑ホイールを小さいものに変更したもの

 

↑実車写真(ネットから拾ったものを引用)

 

↑最初キットに付属していた大きなホイール

 
いかがでしょうか。ホイールが小さくなることと車高が少し上がることで、だいぶ雰囲気が変わり、512BBの少しクラシックな感じが出てきました。

 
【この記事の使用キット】


フジミ フェラーリ512BB(Amazon)

 
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8 Responses

  1. Luka より:

    車高の比較画像見て、絶対上の方(小ホイール&車高高め)の方が合うと個人的に思いました。
    サイドってそんなにまっすぐやったんですねーびっくりです

  2. Dee より:

    今まで多くの投稿を拝見させていただきました。どれも考えられないぐらい精巧で美しく、その魅力を伝える写真も非常に綺麗だと感じました。
    今回、カーナビの話を読んでいて、意外な問題点に気づかせていただく機会になりました。本来車は長く使って欲しいと思うデザイナー、エンジニアの想いがあるはずなのですが、メーカーの事情でそうなってしまうことも少なからずあります。今後、より妥協してしまう点を減らすか、どうしたら解決できるのかを常に考えていけるといいと思います。
    ちなみに私ごとですが、いまは美大生をやっており、製品デザインに関して学んでいます。物作りという観点で、毎回違った工夫や、ものに対してのこだわりが大きな刺激になっています。是非これからも続けていってもらえると嬉しいです。
    長文失礼いたしました。

  3. kiy より:

    子供のころ(スーパーカーブームのころ)のBBの印象って、曲線的なイメージが強いんですが、
    思ってたより直線的なんですねぇ。
    まっすぐの中に絶妙にカーブが配置されているということなんですかね。

  4. たか兄ぃ より:

    はじめまして、いつも数々の作品に感嘆しながら拝見させて頂いております。

    512BBのホイルの件、なるほど大きければカッコいいという先入観がありましたが、確かに小さいサイズの方がこの車輌にはしっくりきますね。
    純正ホイールも含めてデザイナーのデザインと考えると、色々と考えさせられるものがありますね。

    ナビの件ですが、確かに最近の車輌はオーディオ周りが専用パネルになっていて社外に交換できない(しにくい)車種が増えてきましたね。
    いまや車輌はほぼ電子制御になりスイッチ類がナビ一体式とかざらになってきていますので、なかなか純正交換は難しいですよね。
    パテで純正ナビを助手席に移設して社外ナビをつけられる様に改造する・・・ってのは模型の世界なら出来るのですが、1/1サイズだと難しいですね。

    楽しみにしておりますので、これからもがんばってくださいませ。
    突然のコメント失礼致しました。

  5. kenji@管理者 より:

    Lukaさん 最終的には作り手の好みでいいと思うのですが、時代に合ったスタイルというのもあります。
    サイドについては自分もびっくりしました。きっちり見てるつもりでもぼんやりイメージでとらえてるものですね。

  6. kenji@管理者 より:

    Deeさん ありがとうございます、とても嬉しいです。
    私も本業がデザイナーですが、一般の方はデザインを「見た目をかっこよくするもの」と考えていることがおおいです。
    でも本来は、クライアントのやりたいことを見つけ出してそれを対象にしっかりと伝える、かつ、世の中の為になったり人が嬉しくなったり便利になったり、というところが本質だと思います。
    デザイナーはアーティストとは異なり自己表現がメインではありません。

    見た目がかっこよくても、無駄が多かったり為にならないものはデザイナーの仕事としては良くありません。

  7. kenji@管理者 より:

    kiyさん おっしゃるとおりで、曲面だらけのドロンとしたデザインのクルマよりも、直線(厳密には直線ではないですが)も効果的に使われている一時期のクルマのデザインは個人的にとても魅力的です。

  8. kenji@管理者 より:

    たか兄ぃさん はじめまして、ありがとうございます、突然のコメント嬉しいです。
    512のスタイルにつきましては作り手の好き好きでいいと思います。自分はやっぱりオリジナルのイメージを優先させました。

    ナビについては、本当に困ったものです。少なくとも、地図更新はやめないで欲しかったです。電気系は苦手で、自分ではどうしようもありません(笑)

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