AHMロゴ1/6 AHM CB750F (1982) F.Spencer#04
みなさん、こんにちは。
さて今日はAHMのCB750Fで最も目立つ(あれ前回もそんなことを言ってたような…)「AHM」のロゴタイプの部分を作ります。
前回に引き続き、細かい作業の回になってしまいますが、上の実車写真を見ると、エンジンの前寄り(写真の左のほう)のところに大きく「AHM」とあり、その下に小さく「SPECIAL PROJECTS」とあります。
これどうしようか、と考えていました。デカールを作ると文字のカタチはキレイにいきますが、よく見るとこれ立体的に浮き出ているんです。
手書きで盛り上げながら何度も書く、といってもうまくいきそうにないし…
待てよ、この大きさなら普通にプラ板でカット出来るな、と思い、0.3mmのプラ板をカットして作ることにしました。1/6で良かった。
(でも1/12でやるとしたらどうすればいいんだろう…)
まずはプラ板にプリンターでそのままプリントしてみました。データは、最初に作った図面用写真を元に、似たフォントでレイアウトし、アウトラインを調整して作りました。(「H」とか、上のほうが足が長かったり、少し珍しい。)
一応、表面をヤスリがけして荒らしてからプリンターに入れてみたのですが、にじみまくり。そしていつまでも乾くことがない。
触ったらとれてしまいます。インクジェットではプラ板には印刷出来ないのね。
マイクロドライを使えば良かったのでしょうけど、まあモッタイナイし、目安にはなりますのでこのまま使います。
カットしました。プラ板の0.3mmは強度がなくてもろい。だからうまく削りにくい。
ここから、セリフの部分をもう少し細く整えていきます。
(セリフというのは、文字の線の端にニョキッと出ているツノみたいな部分のことです)
マウスの上に乗せてみました。とりあえずこんな感じでしょうか。
ちょっと違うので、時間を置いて、また直します。
(※画像追加 ↓)
[H]の文字の横線が太かったり、セリフが大きかったりしているところを修正したものです。
おそらくこれぐらいで、模型全体で見たときは不自然さには気が付きにくいのではと思いまして、追い込むのを終わりました。
このロゴ、エンジンの左右にあります(微妙にレイアウトが異なります)ので、もう1セット作ります。
さて、AHMは比較的大きいのでまあ良しとして、問題はその下に並ぶ「SPECIAL PROJECTS」です。
最初、こちらだけでもデカールにしようか、とも思っていましたが、立体的にしたい。そこでいい方法を考えました。
こちらのフォントはサンセリフ(先ほど説明した「セリフ」が無い書体)なので、文字を構成する線の幅が同じなわけです。
ですので、この細いプラ角棒(0.3mm角)を曲げて、文字を作っていきます。これで、立体的な文字を作れます。
ちゃんと固定出来たら、サフを吹いて立ち上がりのところをなだらかにする。
そして、反対側は少しレイアウトが違う(円状に並んでいますが、その径が異なる)ので、複製では出来ません。もう一回同じ作業。
プリンターの文字がもうグシャグシャにつぶれてしまっていますが気にしない。
もう一個できました。これをどうやってエンジンに付けるかは、あとで考えます。。。
【この記事の使用キット】
ホンダ CB750F プラモデル(Amazon)
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これは楽しい…….(笑)
驚異的にユニーク!
また、この発想が素晴らしい……
エンジンの仕上がりが楽しみです。
SERIES:Sさん ありがとうございます、迷った末にこのような方法を思いつきました。
エンジンは結構違うので大変そうです…。
そうそうこの文字をどうするか悩んでいて
先に進まなかったんですが、
色々ググっていたら光パテで出来るらしい
までは調べたんですが、
実際にまだ試してないです。
1/8とは言え、一文字づつ作るのは大変ですよね
Na2さん そうなんですね!自分は、光パテもしくはUVレジンを使う方法は思いついたのですが、結局こちらを先に試してみたところ及第点だったのでイキにしました。ありがとうございます。
(1/8ではなく1/6です)
やる前は大変かなと思っていましたが(たぶん記事を読むと難しいと感じると思いますが)、進めるとすぐにコツが掴めてサクサクと2セット出来上がりました。