ガンプラから車・バイクのプラモデル、それ以外の「つくる」こと。
作り方の過程、コツ、道具など公開しているブログです。
エアブラシの使い方もまとめてみました。
ひとりでも多くの方のプラモデルが完成しますように。
管理・制作/kenji

νガンダムで使用したデカール

先日の記事に出てきました自作デカールですが、データをアップしますので、もしも欲しい方はダウンロードしてお使いいただければと思います。
 
ただし、Adobe Illustrator形式(.ai)で、Illustratorがないと開けないです。ごめんなさい。
 
■ Adobe Illustrator(8.0以上)アウトラインデータ
■ ALPS MDプリンタ推奨
■ モノクロデータ B5サイズ
 
※著作権は放棄していません。個人利用に限り使用可能です。
  販売目的の使用は不可です。
※個人利用に限り、図柄の改変(色変え等)可能です。
  ご自由にお使いください。
 
νガンダム用デカール
 
  »ダウンロード(615KB)
右クリックして保存してください。
(ウイルスバスターにてウイルスチェック済みです)
 
 

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第23回「BANDAI MG RX-93 νガンダム」

全身の写真を出してなかった…
νガンダム
まったく汚していない状態で記念写真 
 
汚す前にデカールを貼ろうと思いましたが、キットに付属のデカールは、前述のガンダムデカール以外は「シール」的なヤツでして、これはちょっと…と。
 
それじゃあということで、今はたくさん高品質な水デカールが販売されてますのでどれかを買おうかなとか思いましたが、ズゴックのときに自分で作ったデカールシートが余っているので、今回も自作することにしました。安くあげよう。
 
デカールシートは前回の余り、WAVEのものを使いました。(別にどの社のでもいいと思います)
 
今回は、コーションデカールというか、ボディの各所に注意書きなど小さくグジャグジャっと書かれているやつをメインで作り、ついでに「ν(ニュー。ブイみたいな記号)」とか、ファンネル用の番号とかを作ります。
 
デカールを作るには、まず自分でデカールのデザインを作らなければなりません。
デザインの仕事をしている人が使用する「Illustrator」というソフトがありまして、自分はこっち方面のプロなのでそれを使います。
 
専門的な話で脱線まっしぐらなので詳しくは書きませんが、デザイン用のグラフィックソフトには主に「ビットマップ」系のものと「ベクター」系のソフトがあります。
 
ビットマップというのは、わかりやすくいうと、色の点々で書かれた絵のことです。電光掲示板やテレビ画面を近くで見ると、光の点々で描かれているでしょう?あんなイメージです。代表的なソフトは、「Photoshop」等。
bitmap.jpg
写真画像は、大きくしてみると四角い点々で描かれています。
 
対してベクター系というのは、「点と点のあいだを線で結ぶ」 というような、計算に基づいて描かれているもので、円弧の張り具合とか、点の打つ位置とかを調整しながらカタチを作っていきます。もちろん、作っていくこと自体に計算が必要なわけではなく、内部的にそうなっているということです。 こちらは前述の「Illustrator」。
 
これらがどんなふうに違うかというと、写真のデータなどは前者の「ビットマップ」でしか表しにくい。それに対して図柄(たとえば丸い円)などはビットマップの点々で表現することも可能ですが、データ的に「点々」を記録するよりも、「直径10センチ、中心位置がx=1,y=5 の円」というふうに記録したほうが劇的に軽く出来ます。
 
だって、円が大きくなったら、ビットマップなら点々の数がどんどん大きくなりますが、ベクターなら直径の数値を置き換えるだけですから。
 
図柄をデザインするとき、拡大・縮小したときにベクター系のソフトなら、スムーズさは同じです。円は円なので。
 
でもビットマップは点々で出来ていますので、拡大・縮小(変形)するとその点々が目立ってきたり、ぼやけてしまったりということに繋がります。
 
 …と、ありえないくらいに脱線してきましたので、グラフィックの話はこのへんにしておきます。
 また機会があれば違うところで詳しく書いちゃいます。
 
とにかく、Illustratorにより作画開始。
Illustrator
ニュー という字です。
 
Illustrator
文字も入れたり…
 
面の色によって色を指定します。下図はグレー20%
decal07.gif
 
と、グレーで出力したかったのですが、出力に使用するプリンタは、グレーを表現するのに網の表現を使います。網というのは、黒を点々でまばらにして、離れてみるとグレーだよ、ほら!みたいな。
 
離れて見るようなものならそれでもいいのですが、今回は細かなデカールなので困ります。なので黒でピッチリ出力したあとで、上からホワイトを薄くエアブラシしてグレーに見せることにします。
decal08.gif
やっぱり黒にしました。
 
こんな感じで、いろんなデカールを適当に作っていきます。もちろん、どのへんにどんな感じに使うかというのは想像しながらやります。
 
decal04.gif
上のデカールには、ちいさなグジャグジャっとしたところがあります。
これは、本来は意味のあるテキストを入れたいところなのですが、手持ちの出力環境ではこんなに細かい文字は出せません。(横幅が3ミリとか。。。)つぶれてしまうんです。
 
つぶれてしまうので、「つぶれてしまったときに文字っぽく見えるように」しておくわけです。 
 
decal03.gif

decal05.gif
こんな感じでデカールシートの大きさ(B5)にまとめて…出力します。
 
 
デカールのプリントには、ALPSのMDプリンタを使います。
decal06.gif
図のように、ドキュメント設定をグレースケールにしたときだけ、解像度1200dpiが選択できます。(MD-1300の場合)
出来るだけ詳細にだしたいので、デカールのうち1枚はグレースケールで出力。
 
同じデカールを600dpiでカラーでも出力し、モノクロではだめなところだけこちらを使うようにしました。
 
decal09.jpg

decal10.jpg
うまくいったようです。それと、ついでにもう一枚、白でもプリントしました。(紺色部分に貼るため)
 
decal11.jpg
小さな部分はこんな感じでつぶれて見えません。
 
貼っていきます。手に持つ部分は残しておき、最後に貼るようにしましょう。
 
こういうのがチャカチャカっとあるのとないのとでは結構精密感が違ってきますよ。
 
 
~おまけ~
デカール前に撮ったファンネル付きの全体像。
all02.jpg
 
 
→ 記事内のデカールのダウンロードはこちらのページ
→ 続き、第24回はこちら
 
 

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