第四回「BANDAI 1/100MG MS-06S ZAKU2」
6. 組み立てその3
内部構造(グレーの部分)が大体出来上がった所で、やっと赤い部分に着手していきます。
あとからはめられる部分に関しては先に接着し合わせめを消して表面仕上げまで行ないます。装甲(カバー)部分の裏面 には最初に吹いた黒っぽいグレーを残すようにします。
このときに、最初から入っている気に入らないスジ彫りはパテ埋めをして消してしまいます。僕は肩のスジ彫りがどうも嫌だったので消しました。
パーツの裏面に黒などの色を塗装することで、パーツの軽さがなくなります。つまりプラスチックならではの「透明感」が消えて「不透明な感じ」になるわけです。こうすると例えばツヤ出し塗装をするとスチール製のような重厚さが表出して来ます。
この上から本来の赤を塗装していきます。
7. 赤
やっと赤い彗星の「赤」の塗装です。
まず、塗料が付いて欲しく無い部分に、マスキングテープを使ってマスキングします。
エアブラシやスプレーの霧は、信じられないような小さなスキマから侵入するので念入りに行ないます。細いすきまにはテープを押し込んで。ナイフを使ってテープを適宜小さく切ったりするとよいですね。
今回は暗めの色を塗装し、その後ハイライトに明るい赤を塗装、最後にもう一度暗い赤でシャドウを整えました。
なお、肩に取り付けるシールドにははじめからマークがプリントされていますが、デカールもちゃんと附属しているので、塗装を行なう人は躊躇せずヤスって消します。
肩の装甲のパーツ。合わせめをパテ盛り後 消したら、合わせめ部分にまたがってあったディテール(小さなセンサーみたいなモールド)がトンでしまってました。(写真参照)
塗装する前に、プラ板やその他で復元もしくはよりカッコよく彫り直しましょう。
ちなみに写真は、そんなことすっかり忘れて塗装しかかってるところです。
全体的にこんな感じで塗装は進んでいきます。
ツヤ消しぎみに塗装するはずだったのに、写真ではツヤあり塗装に見えますが、単純にフラットベース(ツヤ消し剤)の混合を間違えただけです。
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