第二回「BANDAI 1/100 MSM-07(S) Z’GOK」
4. 改修しながらどんどん組む
モノアイレールにそって支柱が何本かありますが、これが上からぶら下がっているようにみえるので、長くして下部に入り込んでいるようにみえる加工をします。
プラ板を細切りにして、裏側からプラセメントでしっかりと接着します。これらは補強になります。前回深く帽子をかぶるような加工をしたので、前3本のみでいけそうです。
その後、エポキシパテを盛りつけ、乾いたらナイフとヤスリで整形します。
ボディ側は位置を合わせてペンでアタリを取ってからノコとナイフで切り込みを作ります。
ついでに支柱はヤスリをかけてツライチ(面を平面に)にしておきます。
このキットはほとんど合わせ目消しをしなくても、合わせ目が見えないような、もしくは [ 意図的に、見えても大丈夫な処理をした ] 素晴らしい設計になっています。ただ、写真右上の腰の横のラインは消しておきます。
また、大丈夫なように見えて、多くのパーツにはエッジに近いところにパーティングラインがあったり、反り返っていたりするので、耐水ペーパーをあててキレイにしておきます。
さて、コクピットハッチは可動になってますが、例のごとく接着するのでヒンジ穴は埋めてキレイにします。
そして!このキット(個人的に)最大の謎!胸のダクトのギザギザの形。アニメを見ても、説明書の最初のイラストをみても、ギザギザではなく直線です。何度もDVDを見直して、ジムを貫いた(もういい)直後、爆発の照り返しを受けるアップのシーンでもまっすぐ。。。もしかして、僕が知らないサイドストーリーや裏設定ではギザギザなのか?こっちがトレンドなのか?と多少悩みましたが(ウソ)、直線のほうが断然カッチョいいのでカット!します。
すると内側のメカがギザギザに見えて、これが、ジムを貫いた(もういいって)直後、爆発の照り返しを受けるアップのシーンにそっくりです。
さてボディ装甲は前後に分かれていますが、合わせ目は他の部分と同様、消さずに接合部っぽく見せることにしますので、そのままでもよかったのですがナイフで少しディテールを入れておきます。
5. 爪。アイアンネイル。
ズゴックの最大の特長でもある手先の爪です。説明書を見ると、「アイアンネイル」というらしいです。「ネイル」って感じではないような気が…。
ちょっとタルかったので尖らせてみたんですが、どうにも長過ぎて違和感が有り過ぎです。ズゴックの爪ってこんなに長くないだろー。 しかもこの弧の直線的なラインがどうにもヤな感じ。
悩んでいても仕方がないので、一気にニッパーでカットしました。結構短くします。
このぐらいになりましたが、気持ちまだ長いくらいです。でもやり過ぎると後が恐いのでこのくらいにしておきます。
腕の部分の大きさと、爪の長さとを比較してみると、かなり短くなったのが分かります。爪の曲線も、直線2つをつないだようなものではなく、どちらかというとやや「くるっと丸い」感じに近付きます。
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