第三回「BANDAI 1/100 MSM-07(S) Z’GOK」
6. 内部から塗装する
「図解!なんでも制作日記」始まって以来!の2日目での塗装です。急いでます。生き急いでます。
カラーリングはシャア専用ズゴックなので「赤」ですが、赤にもいろいろあるし、シャアにもいろいろあるわけです(ない)。ズゴックの場合、僕には「赤と黒」というイメージが強いので、腕や脚のグレーの所はかなり黒に近い色で塗装することにしました。「哀・戦士」ポスターの影響です、たぶん。
実際、赤は青などの色に比べて明度が明るい色なので、明るいグレーと合わせるよりも黒っぽい色と合わせたほうがコントラストが強く付いて迫力が出ます。
普段はアクリルの方が多いんですが、今回は訳あってラッカーで塗装します。理由は、あとで違う何かと組み合わせたりして動かしたりする可能性があるので、このズゴックのような間接だとハゲるのが恐いから…。雨よ、消し去れ!シンナーのにおいを!(倒置法) という感じで、雨のにおいがシンナー臭さを緩衝してくれるだろうという甘い読みです。(てゆか雨の日に塗装してはいけません。カブるからね。)
イモ虫のような手と脚は、ちゃんと内部の間接まで作り込まれていて感心するばかりです。内部の間接メカ部分を集めて先に塗装します。
内部の間接メカ部分には、ブラックにシルバーをちょっとだけ混ぜてフラットベースを加えて、「国鉄色」…じゃなかった「黒鉄色」のような雰囲気で。今回、普通 のシルバーが見当たらなかったのでメタルカラーを使いました。無問題。
続いて外側の黒い装甲パーツは、シルバーをほぼ抜いて、黒にほんの気持ちだけ白を入れます。そして、内部よりもツヤを押さえるためフラットベースを少し足します。
これで、内側と外側に、色味とツヤの両方で差が付きますのでイイ感じです。
黒っぽい部分があらかた終わったので赤に参ります。
下のプラスチックがネイビーなので、赤を上から塗装すると下地が透けて暗めの赤になります。むしろ都合がいいのでそうします。
赤がメイン。97%以上はたぶん赤。それに、白とクリアーブルーをほんっっの気持ちだけ足します。最後にフラットベースを適量混ぜます。
まずはバックパックから。塗る回数によって、赤の発色がだんだん鮮やかになるので、様子をみながら部分部分に強弱を付けるとグラデーションになり一挙両得です。僕は極端なグラデは好みでないので例のごとく微妙に…。
バックパックの写真は、塗装を始めてから横っちょに付く小さいパーツの存在に気が付いたためパーツが揃ってなく、ちゃんとはめ込んでません。
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