第四回「1/12 DUCATI900 M.H.R.」
11. バックミラー
さて、前回はかなりキリのいい所まで出来ちゃいました。キリのいい所まで進めてしまうと、続きをやるのが億劫(おっくう)になってきます。億劫になってしまうだけでなく、実際「どこからやればいいんだっけ?」となってしまう可能性が高くなりますので注意しましょう。
これは実は仕事でも同じで、仕事を一旦中断するときに「キリのつくところまでやってから… 」とかよく言いますが、そうしてしまうと続きをやるときにどこからやればいいのか一瞬分からなくなったり、続きを進めるときのスタートダッシュのスピードが落ちます。
むしろ、かなり中途半端な所で強引に止めてしまうと、…例えば文章を書いている時だったら文章のとちゅ ←こんな感じで止めておけば、続きの作業が実にスムーズにいきます。
…さぁ、“バックミラー”という題名なのに、全く関係ない話がえんえんと続きましたね…(汗)決して更新が遅れたことの言い訳に適当なことを言っているわけではありません。決して。
本題に戻ります。
まず薄い金属板(作例は洋白版)をキットのミラーの形に合わせてカットします。手元に0.15mm厚のしか無かったので、それを使います。0.1ぐらいが良かったかな…。
カットするのは硬くて困難です。金属ハサミ等で大きめにカットして、ヤスリで削りながら大きさを合わせる等、工夫しなくてはいけません。今回は3枚作って、その中で良いもの2枚を使いました。
12. フロントフォーク
フォーク下部は、ブラックにシルバーをほんっの少しだけ入れてやや金属っぽい感じに塗装しました。キャリパーの部分はリアと合わせて、さらにシルバーを多めに。
インナーチューブはメタルックを貼りました。イマイチ気にいらないので、もしかしたらあとでシャインテープに貼り替えるかも…
13. カウル、フェンダー等 外装の塗装
フロントフォークをとっとと組上げて、前回のフレームにコンバイン1・2・3(イチ・ニ・サンではない)したいのですが、フォークを組むにはフロントフェンダーが必要なためどうしてもここでメインの塗装に入らねばなりません。
まず最初に、ラッカー系の塗装をする時は換気を良くしましょう!窓を開けると外からいろんな虫たちが入ってくる季節になってきましたが、網戸にしましょう。ちなみにゴキ○リも外から侵入しますよ…
換気が出来たら、次はマスクをします。ブースを使ってる人でも、マスクをしてください。防じん(ホコリを防ぐ)ではなく、シンナー分を防いでくれる(防毒?)もののほうがいいみたいです。
そして、メガネです。普段メガネをしている人は、メガネの上からかけられる作業用のオーバーグラスがホームセンターで売っています。仮に普段づかいのメガネでエアブラシ作業すると、レンズに塗料が付いてしまいコーティングを剥がしてしまいかねないので、最低でも昔使っていたメガネを作業用メガネにするなど対策しましょう。
カウル類はしっかりと接着・乾燥させて合わせ目を消し、サーフェイサーを塗装し、さらにペーパーがけをして表面を整えます。
プラスチックは色が光に透けて安っぽく(軽く)見えるので、裏から黒を塗装しておきます。そして、もう一度表面にサフェーサーを吹きました。
↑ 1クリック!応援していただければ嬉しいです! |