アルピーヌA110を制作する #08

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前回の記事でメタリックに関していろいろと書きました。
今回は実践してみた結果です。
 
…まぁ、先に結論を書くと、思った結果がいまひとつ出なかったですがなんとなく光が見えたというような感じです。
今回のA110のボディを再塗装しようという気はないですが、また次回べつのクルマを作るときに再度チャレンジしたいと思います。
 
では早速ボディ塗装編です。
 
まず、計画通りツヤ消しホワイトを塗装します。 
paint01.jpg
なんという直射日光
 
乾燥した後、よーく見るとホコリ(小さい糸くずみたいなの)が付いているので、ティッシュ(乾いた状態)を折りたたんでガサガサっと拭くとティッシュの繊維にひっかかってキレイに取れます。(ドカティ編でもやってましたね。)
paint02.jpg
 
次に、上塗りに使う塗料を作ります。
計画通り、クリアーブルーをメインにして調合しました。
ここでひとつめの問題がありました。クリアーブルーは、思ったよりも緑がかった感じで(というよりアルピーヌブルーが思ったよりも赤っぽい)、色がなかなか合いません。
クリアーレッドを混ぜると色がにごるため、クリアーではない、通常色のブルーを混合して色を調整しました。しかも、不透明になる危険を承知でホワイトも混ぜました(← これが一番まずかったかも…)。しかもさらにまずいことに、そこまでしたのにまだ色が合っていなかったです。クリアーブルーってほんとに緑よりなんです。
 
まとめると、調合したカラーは、「クリアーブルー」「ブルー」「ホワイト」です。で、結果実際のアルピーヌブルーよりも緑っぽい泣。でも、今回は割り切って行きます。オリジナルのアルピーヌブルーでいいじゃないか。そうだそうだ。
 
調合したカラーは途中でなくなると大変なので、ビンに作っておきます。
blue-color.jpg
 
ブルーをエアブラシで吹いていきます。クリアー色なので、厚く乗ったところは濃くなってしまうので、均一にするのが大変難しいです。とりあえず塗装しにくいところからおさえていきます。
paint03.jpg
思えば、こんな色だからこそ難しかったのもあります。ダークな色のメタリックならもう少しなんとかなったかも。。。
 
全体に塗れました。
paint04.jpg
テールの部分などはいい感じになっています。このへんは、光によるというよりは、エアブラシによる加減の影響が多大にあります。
クリアー色ですが、うっすらと吹いているためツヤはありません。
 
super-clear.jpg完全に乾いたら、クリアーを乗せていきます。
今回はエアブラシを使いません。缶スプレーでやります。モデラーズのスーパークリアです。
理由は、昔に購入した缶スプレーがあまっていたからです。(昔のなんでも制作日記風だな…)理由はその他にもありまして、以前使ったウレタンクリアーの硬化剤がカッチカチになっていて使えない状態で…。硬化剤だけで手にはいらないもんですかねぇ…。主剤はいっぱいあるのに。
 
古いのでしっかりと攪拌して一回吹き付けます。缶スプレーのコツのひとつは、よく振って攪拌することです。吹き方は、缶サフ吹きのときに動画をあげているので参考にしてください。
paint05.jpg
寄りで見ると、梨地な感じですね。
意地でもタレさせてはいけません。
paint06.jpg
 
しっかりと乾燥したのを確認したら、後日2度目を吹き付けます。
2回目を吹くまえに、#2000以上の耐水ペーパーで磨いても構わないです。
 
で、2回目を吹きました。
 
いかがでしょうか。普通のソリッド色とは違うのがお分かりでしょうか。
びっみょ~!!(片桐さん風に)!! という声があちこちから聞こえてきましたが、まぁ初回はこんなもんでよしとします。
paint07_m.jpg
クリックで大きくなります。
 
ボディの下がわとか、キレイなんですが、実車の感じとは違うんですよね…。当初の目的はそれだったのに。
 
paint08_m.jpg
クリックで大きくなります。
赤丸のところとか見ると、ダメっぷりがはっきりします。予想では、もっとふわっと下のホワイトを感じるはずでした…
 
meta-test04-tail.jpg
このへんはイイ感じかなぁ。。。比較的。
 
クリアーを2回重ねたところで、今回の記事は終わりです。次回(磨き出し?)をお楽しみに。
 
 

気付いた事と、今後の修正点:
 
1. まず、下地がただのホワイトでは厳しいかも。やはり、粒子が目立ちにくい範囲で、なんらかの光る素材を混ぜていったほうが良い。シルバー系の色をホワイトと混ぜる、等々。
 
2. 濃い色のメタリックの方が簡単かも。
3. 上塗りのクリアー色は思ってたより薄くていいかも。
4. 失敗は成功の元 
 
 
→ 続き(#09)はこちらから!
 
 

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4件のフィードバック

  1. pikarinnet より:

    はじめまして。いつも楽しく拝見させていただいてます。今回の記事で思い当たることがあったのでコメントさせてもらいます。
    私は以前、鈑金塗装の工場で働いていました。
    そのときに、赤系の下地にはピンクの塗装をしていました。
    塗装する色を白色で薄めた色を下地に使うと良いようですね。

  2. 積みプラK より:

    お久しぶりです。
    興味深く読ませていただきました。

    なかなか難しかったようですが、いろいろデータが得られましたね。
    フラットホワイトのみの下地は効果が薄いというのは同感です。

    アルピーヌブルーは紫がかっているのでレッドは必要だと思います。
    水色に見えたり群青色に見えたりするのでイメージが固まり難いですが、
    インディブルーかスカイブルー系にレッドを少量混ぜ、
    シルバーを多めに入れる(レッドで暗くなる為)というのはどうでしょうか。

    ・・・なんて塗り終えてから言うのもなんですが(汗)
    前回のメタリック塗装の考察は面白いので、次の塗装も楽しみデス。

  3. kenji@管理者 より:

    >積みプラKさん
    ええ、青はちょっと色相が違いましたね。でも今回はこれで進めます。
    上塗りのブルーはクリアー色を使わないといけないので(今回のトライでは)、ソリッド色のような多様な色がないのです。
    次にやるとしたら、うまくやる自信は何となくあるのですが。。。

  4. kenji@管理者 より:

    >pikarinnetさん
    すみません、コメントの表示がプラグラムのせいで遅れました。
    コメントありがとうございます。その道のプロの方のご意見、参考になります。
    次回のプラモ制作で役立てていきます。

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