ユーザーインターフェースなど
ユーザーインターフェース。人が、道具や機械を使うときに、人と道具(機械)の接点に当たる部分です。
例えばクルマでいうと、運転をする「人」と、「機械」(クルマ)をつなぐ部分、つまり、直接的にはハンドルやペダルやレバーやスイッチ、間接的にはメーターパネルやその空間などなど。この場合、「マン-マシン・インターフェース」と言ってもいい。
これがキチンとしていると、その道具(機械)は使いやすく、性能を発揮出来ると考えると理解しやすいです。この「キチンとする」デザインをするのは、デザイナーの役割です。
こういうデザインを、ユーザーインターフェース・デザインと言ったりします。
よくパソコンの操作的な部分で使われますが、パソコンだけではなくあらゆるプロダクトに関係してくるものです。
で、長々と何を言ってるのだと言われそうですが、どうしてこうなっちゃうのだ?というのの例が身近にあったので、そのことを書こうと思いまして…。
最近の風呂は、沸かすときにボタンひとつ、追い炊きもボタンひとつでとても便利になったもんです。
当然、風呂をコントロールする「コントローラー」がありまして、ウチの場合、風呂場の中と、リビング等に、ほぼ同様の機能を持ったのがひとつづつ付いてます。
ほぼ同様 というのは、風呂場の中だけでしか使わないものなどは、そちらにしかついていないわけです。なので、ふたつのコントローラーは全く同じにはならないのは理解出来ます。
で、問題のコントローラーの写真。
これはリビングのほうについているやつです。主に普段使うのは、3つ並んだボタンです。普段あまり使わないものは、ちゃんとフタがついていて、ややこしくないように配慮されている。
左から、「おいだき」「自動」「運転」とあります。
「運転」は、メインスイッチみたいなもの。3つとも微妙ですが色分けされてます。
下が風呂場の中にあるコントローラー。
これは、(見て分かるように)よく使うのは左の2つのボタンと、右に3つ並んだボタンです。そして、右に3つ並んだボタンは、リビングにあるコントローラーの3つのボタンと同一の機能です。色分けも同じ。分かりやすい…はず。でも。
どうしてこうなるのでしょうか。
3つのボタンの並び、横なら横、タテならタテで揃えられなかったのは百歩譲ったとしても、最初の2つの順番が逆!!
3つの並びの場合、(タテだろうと横だろうと)順番は「最初」「真ん中」「最後」です。
つまり、リビングのコントローラーに合わせるなら、タテに並ぶ場合の順番は、「おいだき」「自動」「運転」のはず。
あまりボタンの表記とかいちいち見ずに感覚で押すと間違いそうになるから、いちいち(一瞬だけど)文字を見て確認作業が入るので、スマートじゃないのです。
…というお小言でした。
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おいだき? いきおだ? 私は、ここが気になります。
単純なのに、いろいろ問題のあるインターフェイスですね。
並び順は、おそらく優先度を考慮したのかな?と思います。
この際、得意ワザを使って、カスタマイズされてはいかがでしょう?
Flyingtak1さん
コメントありがとうございます。
問題は、ふたつの同一の機能のものが順番が異なるということ、そこで混乱するということですので、もし優先度で決めるのであればタテの並びの左と真ん中を入れ替えて欲しいところです。
カスタマイズは…怖いのでムリです。。。
うーん。操作のときに
「確認が必要」てのは、
使いやすさの面でもNGですけど、安全性という観点からも
よくないですよねぇ。
小さいお子さんとか、お年寄りで視力が落ちてる人なんかは
確認しようにも確認できないケースがありそうですし。
内部基盤の都合とかなんでしょうけど、それならそもそも
その基盤の設計がいかんですよね。
kiyさん
そうなんですよ。こういったことって、結構数多くあるので気が付いたら書いていこうかなと思います。