メタリック ナノパズル R2-D2
最近、ロフトや雑貨系のお店でちょくちょく並んでいるのを見かけるようになってきた「メタリック ナノパズル」。ペーパークラフトのような感じで、紙の代わりにスチール製の薄い板を使っていて、とても精密感のある仕上がりとなるシリーズです。
メタリック ナノパズルのR2-D2のパッケージです。薄い金属板が2枚と説明書なので、カードのような状態になっています。
メーカーは、手品の道具などを作っているあのテンヨーさんです。スター・ウォーズのシリーズがいくつか発売されています。
先日、妻からこれを父の日のプレゼントにもらいました。どうやら売り場で欲しそうな顔をしてじーっと見ていたそうです。そうなんです。欲しいなぁと思ってました。。。
ということで、今回はこのメタリック ナノパズルを作っていきます。1回で完成まで行きます。写真が多くて重くてすみません。
対象年齢15歳以上。
パッケージは、上部の端のほうをハサミかカッターで切って開けるのがいいです。手で破いてあけようとすると、中の金属板が曲がる可能性があるのでやめましょう。
説明書は広げると大きく、細かいです。作る前に、一度通して見ておくといいです。
パーツはこの2枚です。材質はスチールです。
車やバイク模型用のエッチングパーツのことを考えると、これだけパーツが入って千円ちょっとというのはお得感があります。
さっそく作っていきます。パーツを切り離して(ハサミを使ったり、2箇所止めのパーツはクキクキと曲げるとポロッと外れます)、説明書の通り曲げていきます。
記事の一番最後に使用した道具の写真があります。
いきなり、このモデルの最重要箇所のアタマですが、ここをしっかりとキレイに作ると出来栄えがよくなります。
カーブは指の腹を使って、少しずつ少しずつ曲げて行きます。
アタマ出来ました。差し込みのタブを曲げるときは、爪楊枝のアタマを使って押すと、パーツに傷が付きません。(爪楊枝は柔らかい木なので。)
このぐらい小さなパーツがたくさんあります。丸めるのは、爪楊枝がちょうどの太さなので、爪楊枝に巻きつけるようにして曲げます。
アタマの該当箇所に付けていきます。
間違えやすいパーツ。これらの内側に付けるパーツは、模様の有るほうを内側にして折ります。直角に曲げるところはラジオペンチを使います。先のギザギザがない、精密な合いのものがあると便利です。
矢印の箇所に付きます。説明書では爪を内側にして止めるようにありますが、ここだけは外側に広げて止めています。こっちのほうがいいような気がして。
胴体は、2枚の板で円柱を作るのですが、ここも太めのペンや指を使って少しずつ丸めていきます。
中に見えるスリットのパーツなどを入れます。
背中のパーツと合わせて円柱に。
外の腕?脚?(以下脚)を作って取付けます。このあたりホントによく出来ていて感心します。
脚を両方付けました。
アタマを乗せます。もうR2です。
脚の先のパーツはこのようにカーブをかけて折ります。ピッタリで凄い。
この細いパーツも、爪楊枝を使って丸めるとちょうどです。
脚先のパーツも細かく出来ています。
似たようなパーツが多いので、カタチで判断せずに、ちゃんとパーツの番号を確認して作らないといけませんね。
といっているあいだにもう出来そうです。。。
足裏のすわりは良くないと思いましたが、ベースのパーツに固定することでしっかりと着地しました。
ベースの後ろ側にルーカスのコピーライトがあります。
ということで……あっという間に完成です!
大きさも見ての通り小さめなので、凄い精密感です。スバラシイ。
模型だと、塗装だなんだと面倒だな…と思うことも多いと思いますが、このメタリック ナノパズルは、塗装もいらないし、ヤスリがけもしなくていいですし、それでいて精密工作の達成感を味わうことが出来ます。
いろんなシリーズが出ていますので、是非一度作ってみてください。
最後に、今回組み立てるのに使用した道具です。
ラジオペンチ、爪楊枝、ピンセット、ハサミです。
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今回は番外編的な感じでした。ちょっと長くて写真も多かったので、最後まで読んでくださってありがとうございます。
また次回をお楽しみに~。
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東急ハンズなんかで見かけて「おおっ!」とか思うんですが、
塗装とかをしないぶん、一発勝負で決めないといけないので
二の足を踏んでしまいます。
でも、サイズからいってもお手軽な感じの割には、精密に出来てますよね。
連投ごめんなさい。
「欲しそうな顔してた」といってプレゼントしてくれる奥さん、ステキですっ!
とお伝えくださいませ。
Kiyさん 是非、一度挑戦してみてください。なんだか手の運動というかアタマの体操というか、面白いです。
プレゼント、妻はいつも勝手になにかを買ってきてくれますので楽しいです。