YZR500’89 (OWA8) C.Sarron#07 カウル留めのピンと溶接跡
どうもみなさん、こんばんは。
最近雨ばっかり降っていますね。最近は傘差して自転車に乗れなくなってしまいましたので装備が大変ですね。
昔、中学・高校と自転車通学だったんです。当時、傘差して自転車に乗ることは禁止されていまして、紺色の雨合羽を颯爽と着こなして自転車漕いでましたね。
上下二分割セパレートの雨合羽。でも脱ぐ時に結構濡れるんですよね。自転車はいわゆる「学チャリ」というやつ。四角い武骨な、今もあるのかな…、学チャリ。
と気になってしまったので、「学チャリ」でググってみたんですよ、画像検索。そしたら、全然学チャリじゃないやつで埋めつくされていて、自分の知っている学チャリがないじゃないですか!
自分の知っている学チャリはこんなのではない
どういうことだ…?夢でも見てるのか?と思って意地で探しました。自分の学チャリは、チェーンケースのところに「The MAN」ってカッコ悪い文字でデザインされてて(The MAN て!)、なぜかそこだけよく覚えてます。
そこで、検索キーワードを「The MAN 自転車」とかにしてみたんですが、白黒の片山右京とか近藤真彦とかが出てきたので諦めました。
(敬称略)
ああ、あの青春の日々をともに走った自転車を再び見ることはないんだな…。と思うと、ちょっと寂しいような嬉しいような気持ちになりました。
…というか冗談はさておき、あの学チャリってどこ行ったんだ??画像ひとつすら見れないのか?Googleのおかげで、どんなことでも大抵は調べられる時代になったと思ってましたが、自分の学チャリが(似たやつですら)見つからないなんて…。もしかしてあの自転車は…幻?青春の幻影?…かと思ってしまいます。
その四角い武骨な学チャリが、学校の駐輪場にずら~~~っと数百台並ぶワケですよ。そして、たまに先を行ってイキってる人がドロップハンドルのレーサーみたいな、30段変速みたいなどこで使うのその14段目、みたいなやつに乗っている。
そしてここからは滋賀県の草津市限定なのですが、そのドロップハンドルを、逆向きに取り付けるのですよ。
これはもう1000台ドロップハンドルの自転車があったら、1000台が逆向きに付ける。というか自転車やさんで逆向きにつけてくれる。
逆向きじゃないやつを見るともうダサくてしょうがないという感覚。
これはですね、逆向きといっても、高さをちょっと高くするとかそういう逆向きじゃなくて、前後まで逆向きにするんですよ。
ハンドルのバーのところは、ビニールテープみたいなのをぐるぐる巻き。上にツノみたいについてるのはブレーキレバーです。親指操作。
もうこれが駅の自転車無法地帯とかにもゴマンと停まっていたので、てっきりこれは全国区かな、一般常識かな、と思ってたのですが、京都のとある大学に入って普通のドロップハンドルに乗っている友人を見て「ちょwwwおまwwダサwww」みたいに笑いころげてたら、こっちが変人だったということで気がついた次第でございます。
アタマはヘルメット被ってましたね(まだ続くんかい)。白い、つばのない丸いやつ。めちゃくちゃカッコ悪いやつ。でもそのカッコ悪いヘルメットのおかげで命びろいしたこともありますので、カッコ悪い白のヘルメットには感謝しかありません。
さて、本題からあまりにも遠く外れていきました、大変申し訳ありません。
先週から細かい作業が続いているので、そろそろスカッと行きたいのですが、もう少しだけ…細かいのがあります。
少し前にFacebookで出したやつなんですが、バイクのプラモデルを作るときに、小さいネジやピンなんかをよく使うと思うんです。
でもこれが、それ用の金属パーツを買うと相当高くつきます。
ですのでアルミの棒から作りましょう。これはフロントアッパーカウルの中央に使う為の、大きめのマイナスネジの代わりです。
1.5mmのアルミ棒をカットします。
リューターにくわえて、粗めのヤスリを当てて回し、少し細くします。(受け側にパイプを使うので、そこにぐっと固定出来る細さにします。)
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こんな感じになりました。
ピンバイスにくわえて、カナヅチを使って軽くトントンと叩いて丸くしながら、アタマの部分を作っていきます。
ピンバイスは、細くて小さいものを持つときに便利に使うことが出来ます。
カナヅチで叩いてこんなカタチになりました。
再びピンバイスにくわえて、ヤスリなどを使用してキレイに整えていきます。
エッチングソーを使って、マイナスの切れ込みを入れます。
受け側に使用するアルミパイプにはめてみました。金属のたわみのせいで、ぐっと押し込むと固定されます。
さらに磨いてキレイに。出来上がり。
同じ方法で、0.8mmの細いピンを4つ作りました。アッパーカウルのスクリーンの後端を留めるのに2本、サイドカウルを留めるのに2本、合計4本です。
スクリーン後端を留める方法は難しくて、熟考した結果、ピンのアタマだけを利用して、アルミパイプにくっつけたものを使うことにしました。
こんな部品が出来上がりました。これを2個カウルに固定し、ステーのパーツを差しこんで留める形式です。
さて、フロントブレーキは、ソノートチームのみブレンボのキャリパーです。とても良く出来ているので、このままで全然良かったんですが、ブレーキラインを細いものに変更するため、ビニールパイプを差し込むようなカタチでは出来ません。
ですので、ホースジョイントのところだけアルミパイプを削って作り直しました。
パイプなので穴があいています。ここに細いラインを差し込みます。
さらに、細い透明パイプをらせん状にカットして、スパイラルチューブを再現します。
やり方ですが、細い透明パイプのみをアートナイフでカットしようとするとちぎれてしまいますので、中に針金や真鍮線などを入れてまっすぐにしてから、ナイフをななめに当てて、コロコロ回しながら切り込みを入れていきます。一気にやろうとすると失敗しますので、少しずつ丁寧にやるのがコツです。
取り付けイメージはこんな感じです。塗装するといい感じになるかな…
ああ、そうだ、フレームを組み立てていると、溶接跡が一部省略されて切れていましたので修復したのですがそこだけ動画にしました。
塗っているのは、タミヤセメント(流し込みタイプ)です。細いプラ棒は、伸ばしランナー(かなり細くする)で代用出来ます。
右下の歯車のアイコンをクリックして、「画質」を上げるとキレイに見えるかと思います。
では、今日はこれで終わりです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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ちょうどいま、戦車(というか突撃砲)の模型を作っていて、実車にある(らしい)
溶接痕が再現されてないのをどうしようかと思ってるところでした。
知らなかったことにしようとしてましたが、ちょっと真似してみますね。
まずはプラ板でお試しを・・・
Kiyさん プラ板を使う場合は本当に細く、細すぎるほどにしてください、流し込み接着剤で溶けて柔らかくなりませんので。。。
結果のご報告であります。
たしかにプラ板の細切りはやりにくかったです。
プラ棒がないので、最終的には伸ばしランナーでやってみました。
カンペキ! とはいきませんでしたが初トライにしてはまずまずかと。
Kiyさん ご報告ありがとうございました。ちょうど伸ばしランナーの追記をしようと思っていたところでした…汗
うまく行って良かったです!