タンク、外装パーツ 前編 1/6 AHM CB750F (1982) F.Spencer#49

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みなさんこんにちは(^-^*)/

 
さて今回は、ついに!!外装パーツを作っていこうと思います。
リア周りがまだ途中だったような気がしますが、それはちょっと置いといて。

 
振り返ればフレームやエンジンのパーツやショックなどを長いこと作っていました。長かった……。

 
ということで、最初はサイドカバーです。

 

グラフィックを制作


この素晴らしいサイドカバーはCB750Fそのものといった感じで、よく出来ています。
まずなにをするかというと、グラフィックを決めていきます。

 
 

マスキングテープで覆い、ボールペンで実車の写真を見ながら描いていきます。(最終的に自作デカールにする予定。)
この写真ですが、わざと少し斜め後ろから撮影しているのですが、理由があります。

 
 

実車の写真と重ねるためです。

 
この実車の写真はホンダ・コレクションホールにて私が撮影した写真ですが、このときにどれぐらいの距離から撮ったかをなんとなく思い出しながら、その1/6の距離から角度(カメラを回転させるという意味ではなく、視点から対象への角度)を合わせて撮影します。
そうすると見た目のゆがみ、角度(パース)が合います。

撮影の基本的なことですが、パースは広角レンズや望遠レンズに関係なく、被写体と視点の距離のみで決まります。

つまり、仮に 実車を撮影したときに1メートル20センチの距離から撮ったのであれば、6分の1=20センチ の距離から、視点をあわせて撮影するとパースがほぼ一致するということです。※回転方向の角度は、あとで画像処理ソフトで回転させて合わせます。この写真もそうです。

 
 
そして、そもそもなぜ実車の写真と重ねるかというと、自分が実車を見て描いたグラフィックの線と、実際のグラフィックの線が、どれぐらいズレているのかを理解するためです。
今回のサイドカバーは、かなりイメージしていたものがズレていました(^_^;)

それを確認した上で……。


マスキングテープをはがし、スキャナーのフタをあけて、フタ裏のこの部分に貼り付けてスキャニングします。

 
スキャンが出来たら、さきほどの実車とのズレを考慮して、Illustratorで線を描き直すわけです。

 
 
出来たグラフィックをプラモに貼り付けて、同様にもう一度写真を撮って合わせてみると、確認が出来ます。

 
 

グラフィックはこんな感じになりました。端のほうは、カットされます。AHMのCB750Fのサイドカバーは、後ろ側(ゼッケンに重なるところ)が切り取られているのです。

 
 

タンク


タンクはキットのままを仮組みしてみますと、まさにCBのタンクそのもので素晴らしすぎる!

 
 

左右をモナカのように接着するのですがちょっとフューエルリッドのところの段差がキツイです。

 
 

段差は一旦置いといて、サイドカバーと同じようにタンクのグラフィックを作ります。まずはマスキングテープを貼り付けて……。

 
 

まずは見た目で線を描きます。そして撮影します。このときもサイドカバーと同様に、手元の実車の横からの写真とパースをなるべく合わせて撮ります。
さきほども言ったばかりですが、向き(角度)ではなくて、被写体からの距離が重要です。

 
 

gifアニメです。

 
 

どれぐらいズレているのかを確認した上で、スキャンしました。

 
 

ズレを確認しながら、Illustratorで線を描きました。サイドカバーと全く同じ作業です。曲面に貼り付けるので、当然カーブしますから、そこらへんも考えて線を描きます。

 
 

HONDAのロゴを入れます。なにげに、今のHONDAロゴとは異なり、全体が角ばっています。
今のロゴは全体感は似ていますが、角が丸くカーブしている部分があり、少し優しい感じになっているのです。

 
 

片方が出来たら反転して終了~というわけにはいきません、ロゴは反転出来ませんから、丁寧に配置します。

 
 

さて、デカールのグラフィックが出来たところで、フューエルリッドの凹み部分の合わせ目です。このように、かなり段差がキツイ。
しかも後ろ側と前側で段差の程度が違うのです……。

 
 

このようなパーツをプラ板から切り出しました。

 
 

こちらに接着します。

 
 

前側はもっと薄いプラ板を同様に。

 
 

このように、底を上げました。

 
 

あとはポリパテで埋めます。

 
 

タンクの右前に、ブリーザーパイプが出る金具があります。アルミパイプで作ります。

 
 

フューエルリッドはノーマルと形状はほぼ同じです。ですが、そのままキットの部品を乗せると、こんなふうになります。
ペチャっとくっついてしまうのです。

 
 

薄いプラ板を切り出し、このようにセットします。

 
 

その上にリッドを乗せると、このように「らしく」なります。

 
 

と、ついでにリッドの関節の部分を削って段を付け、その内側にさらに溝を切って、スプリング的なものを入れておきました。

 
 

引き上げる側には、アルミ板を曲げて取っ手(?)のようなものを付けてあげます。
キーを差し込むところは実車のように塞いでおきました。

 
 

テールカウル


見出し付けましたが、写真1枚です(^_^;)
テールカウルも、サイドカバーやタンクと同様に、グラフィックを作ります。
続く……。
 
 
【この記事の使用キット】

ホンダ CB750F プラモデル(Amazon)

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それでは次回をお楽しみに!!さようなら!

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2件のフィードバック

  1. とし より:

    こんにちは。
    丁寧な作業が素晴らしい。
    フューエルリッドのところとか見えない部分まで!
    デカールって作れるんですね。

  2. kenji@管理者 より:

    としさん ありがとうございます、フューエルリッドのところは、結構違和感あったんですヨ。
    デカールは市販のものに比べるとクオリティが落ちますが、一応作ることが出来ます。

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