空冷ファン フジミ1/24 ポルシェ911 ’73カレラRS #07

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みなさんこんにちは(^-^*)/

 
今回は73カレラRSの回です!
 
 
…と その前に。

 
もう数か月か前になるのですが、友人HくんとOくんと一緒に3人で遊んでいて、新宿の東急ハンズに寄ったときのこと。

ハンズはよく実演コーナーというのをやっていて、商品を実際に使って試したり出来ることがあるのですが、たまたま通りかかかったときに覗いたら「シャーペンにセット出来る細さのヤスリ」というのをやっていたのです。
 
それは彫金向けだったようですが、シャーペンにセットするもしくはピンバイスに固定して使う用の、とても細いダイヤモンドヤスリでした。
友人たちはプラモデルには特に興味がないのですが、なんとなく珍しくて面白そうだったので、一緒に使ってみました。
サンプルでシルバーのアクセサリーが置いてあり、精密な細工の部分をみんなでゴリゴリと削って試してみたのですが、「すぐ折れちゃうんじゃないか」という心配をよそに、素材に粘りがあってそう簡単に折れる感じではなく、この細さのヤスリを持っていなかったので欲しいと思いました。

 

それがコチラです。ドドン。(シャーペンは家にあったモノ)

 
 

商品はこの細いヤスリ。0.5mmの600番を買いました。両サイドがダイヤモンドヤスリになっています。

色んなタイプがあって、断面が円でなく四角いやつや、番手も色々ありましたが、実演コーナーで触った感じでは数字よりも細かい印象でした。
(#600だけど、体感は#800とか#1000ぐらいに感じます)

 
 

この新しい道具で、こういった部分をヤスれるようになりました。素晴らしきかな。

 
 

前置きはほどほどに、空冷ファンです


さて本題のポルシェ911カレラRS2.7。

エンジンにはとても特徴的な空冷ファンが中央にどーんと構えています。
一番目立つ部分です。

 
ですが、なぜかこのファンの向きが逆になっているのです。

 
 

まあ、ぱっと見 気が付かないし、別にいいのですが、気がついてしまったので作り直します。
作り直すことで、ファンが埋まっているのが解消されたり他にもいいことがありそうです。

とにかく。真ん中のパーツは利用しますから切り離します。
要るほうを残し気味にカットしますよ。

 
 

羽を作ります。プラ板ですが、微妙にカーブしているのでこのように曲げておきます。
(千枚通しと指のあいだにプラ板を挟んでぐぐっと押し当てて曲げる)

 
 

ほんの少し。

 
 

資料を見て、ファンの羽の枚数を数えると11枚です。

 
先日のルーフ後端のスリットの穴の数も11個でした。やっぱり911だけに11??

 
 

11枚という実に中途半端な数なので、角度が難しい。12枚の羽なら時計と同じ位置なので簡単なのですが。

 
 

まあなんとか並べました。

 
 

数えてみると11枚。

 
 

ちょうどのサイズのプラパイプの輪切り。(これに合わせて羽を調整しました)

 
 

さてサークルカッターを使ってドーナツ状にプラ板をカット。

 
 

このように、輪切りの片方に接着。

 
 

ヤスって、「枠が外側に広がっている部分」を作ります。

 
 

該当箇所に当てはめてみる。ぴったりです。ぴったしカンカン。

 
 

これはかなり効果が高い改造ではないか。最初の写真と比べてみれば効果が一目瞭然です。

 
 

デスビなどその他のパーツ


ディストリビューターはプラグコードを差し込むために穴をあけますが、穴をあけやすいように先端を平らにヤスリで削っておきます。
ピンバイスの針が滑らないように。

 
 

ピンバイスで穴をあけます。この大きさなのでセンターはあまり気にしない。

 
 

プラグキャップを作ります。

 
 

コイルを作ります。ブラケットは洋白板から。本体はプラパイプ。
左の小さいのは上で作ったプラグキャップ。

 
 

お尻のほうもちゃんと作る。
ブラケットの足は長めになっていますが、あとでカットして整えます。

 
 

デスビにはこのようにピンを刺しておきます。

 
 

エンジン本体側のココには穴をあけておきます。

 
 

デスビにプラグキャップを差し込んでおきます。

 
 

こんな感じ。
この上から下塗りなしで赤を塗れば、ちょうど明度の差が出ていい感じになると思います。
(デスビは濃い赤、プラグキャップは明るい赤)

 
  

場所はココ!

 
 

一部部品をアルミパイプにて作り直し。

 
 

このパーツは、なぜか穴に合わせようとすると後ろがはまりません…。穴の位置を前にずらします。

 

キチンと入りました。

 
  

という感じで組んでみたところ。

 
 

資料と比べると、だいたいこんな感じです。

次回は塗装をやります。またねー。 

 
 
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【この記事の使用キット】
※リンク先が勝手に変わることがありますのでご確認を。

フジミ 1/24 ポルシェ 911カレラRS’73

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4件のフィードバック

  1. 中西 より:

    kenji様 こんにちは、いつも楽しく読ませていただいております。
    いや、今回も細かい所に手が入りますね。
    空冷ファンの工作は、感心しきりです。羽の向き、間隔、ここをビシッと
    決めるのは、とても根気のいる作業ではないですか?
    サラッと書いてらっしゃるけれど、実際は大変でしょう。
    あと、アルミパイプの曲げのところも、曲部に角が出たり、アールが左右で均等にならなかったり、難所があると思うのですが・・
    素晴らしい工作に溜息がでますね。
    線を曲げるのは、簡単だけど 金属パイプをできるだけ綺麗に曲げる
    コツがあれば、ご教示くださいませ。 
    次回も楽しみにしています。

  2. kenji@管理者 より:

    中西さん コメントありがとうございます。空冷ファンは最も目立つ部分のためある程度丁寧な作業で仕上げなくてはいけない部分だと思ってやりましたが、そうは言ってもそれほど小さくはないため、慎重にやりさえすればそれほど難しくはないと思います。
    アルミパイプの曲げは(というよりもパイプの曲げは)中が空洞ゆえの潰れがネックになります。
    太さによりますが、中にぴったりの径サイズのスプリングを入れて曲げ、曲げ終わったら抜き取るなどすることで潰れをある程度防げます。
    もしくは中央付近がパイプである必要がなければ、中に(曲げ部分の近辺に)アルミ線を入れ込んでしまってから曲げるとか。
    記事中のパイプは凄く細い径で、カーブさせるのもわずかなので、そのままプライヤーで伸ばすように少しずつ曲げています。少しのカーブであれば、これでも大丈夫です。

  3. raymund より:

    hello sir. 1973 911rs has 12 sparkplugs? very nice work sir. i learn a lot from your work. thank you!

  4. kenji@管理者 より:

    raymund-san ,Thanks for your comment.
    This car has six sparkplugs. Thank you.

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