第四回「BANDAI 1/100 MSM-07(S) Z’GOK」
7. 赤を塗装する
続いて赤を塗装していきます。前回にも書きましたように、塗る回数によって赤の発色がだんだん鮮やかになるのでそれを利用して明暗を微妙に付けていきます。(つまりプラサフは今回吹きません。)成型色がネイビーなのは好都合でした。量産型バンザイ。
当然ながら、光の当たる部分(天を向いている側)の方が明るく色鮮やかになるように塗装します。 適当にハンドピースを動かさず、絵を描くように意識して塗装します。この意識だけで付く微妙な明暗が、結果的にイイ感じに仕上がるンです。間違いナイ。
短パンの部分は他よりも少し(ほんと微妙)濃いめにしました。相対的に手足の赤い部分はより鮮やかになります。
濃い赤が塗装し終わったら、上半身のピンクを塗装します。白っぽい色なので浮かないように、少し他よりはキツめに濃淡を付けます。素材色が薄いパープルなので下地を生かしたグラデーションは使えません…。
普段はエアブラシの途中で何枚も写真は撮らない(撮れない)のですが、リクエストがあったのでがんばって撮りました。
ピンクの色を調合します。ほとんど白で、赤を1滴ずつ入れてかき混ぜ調子を見ながら。最後にフラットベース。調合した塗料を3割くらい少し残しておきます。
ピンクを塗り終えたら、残しておいた塗料に赤とフラットベースをまた少し足して、微妙に濃い色を作ります。で、影を意識して塗装。
…と、こんな感じです。同じように、頭の皿と胸のパーツを塗装します。胸のパーツは、乾燥後にハッチを残してマスキングし、フワリと白を吹いて差をつけておきました。(真っ白にすると浮くので)
モノアイは、内側の黒を明るいシルバーで塗装したあと、上からはめる透明パーツはクリアーレッドで塗装しました。その後、やはり明るさが足りないのでグフでも使用したHアイズを薄くして、上から貼付けました。 結局、中に工夫したものはほとんど見えず…。でも、ごちゃごちゃして良い感じです。
さあ!!早くもパーツが揃ってきたので組み立ててみました! ウェザリング前の最大の楽しみです。
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