YZR500’89 (OWA8) C.Sarron#15 ブーツの制作
どうもみなさん、こんばんは。
さて前回はクリスチャン・サロンの手(こぶし)を作りました。
さっそくですが、続きをやっていこうと思います。
さて、身体は適当にスカルピーを盛り付けた状態でしたが、このあたりまで進めました。
上半身と、上腕部ぐらいまでを、ざっくりとカタチを出していきました。
うぉううぉ うぉううぉ じゃないですよ
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表面を少しずつキレイにしていきます。
C.Sarron といえば、肩パッド。そして細身の身体にちょっとダブついたツナギ。
そして、ポーズについてですが、レース中ではなく、レース前にバイクにまたがっているシーンです。場所はピットレーンといったところでしょうか。
普通にまたがって、両手をハンドルバーに添えているのですが、両面対象にすると面白くありませんので、左ヒジをぐっと張るような感じで肩を入れて(バイク乗りなら分かりますよね)、右はそれほどでもない状態で、左右の違いを作りました。
焼いて固めてからから、前回作った手を付け、下腕部をつくります。慎重に位置合わせします。
背中はよく見えるのでとても大事。今のツナギは背骨のところに大きく膨らんだパッドがありますが、このころにはまだありません。
フォーム上、猫背になるので、中央付近にはあまりシワが付きません。
さてここまで行けたら次は脚に移ります。まずはブーツ。
アルパインスターズではなく、タカイでもなく、Sidiでもなく、南海部品のブーツです。
まず以前作ったソール(靴底)がありますので、それに合わせてブーツのカタチにスカルピーを盛り付けていきます。つま先立ちするため、ソールの先端は少しだけ湾曲しています。
スカルピー初めてなので大きなミスをしているのですが、この時点では気が付きませんでした。。。
ある程度カタチが決まってきたら、デザインパターンの目印を付けていきます。
目印を付け終わったら、表面をキレイにしてきます。このときに、せっかく付けた目印が多少消えてしまいますが、ちょっとでも残っていれば大丈夫です。
内側はこんな感じです。
さきほどの目印を目安に、もう一度デザインパターンにそってスジを入れていきます。今回は丁寧めに。
かかと側はこんな感じです。
表面を整えて出来上がりに近づきます。
トゥスライダーを付けて……
反対側のをもうひとつ作ります。
さきほど大きなミスをしたと言ってましたが、スカルピーは固めるために焼かなくてはいけないのに、ソールのカカトの部分にプラ板を使ってしまっていました。(とほほ……)
どうしようか迷いましたが、スチロールの融解点は100℃ぐらいなので、お料理の楽しさを広げるpanasonic・ビストロの温度設定を100℃にし(本当は90℃とか80℃にしたかったのですが無理でした)、様子を見ながら長めに焼き、強度不足については我慢して、その後丁寧にナイフを入れてソールとブーツ本体を切り離しました。(全部焼き終えてから再度接着します。)
最後に、脚がささるところに2mmの穴をあけておきます。
身体本体をバイクに乗せて、長さを合わせながら骨を残して脚をカットし、ブーツを差し込みます。
ハンドルバーと手の組み合わせですが、右手のみグローブのラインで骨を残してカットし、手首が取り外せるようにしました。また、フィッティングの最中に右手側のハンドルバーが取れてしまったので、最後組み合わせるときに接着することにします。
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とりあえず今回はここまでです、次回をお楽しみに~!!
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