チェーン彫りと耐圧ホース Hasegawa 1/12 YZR500 “Team Lucky Strike Roberts 1989” #09
みなさんこんにちは(^-^*)/
’89ラッキーストライクのYZR500の続きです。
チェーン彫り
さて、これはキットのチェーン。型抜きの理由で横向きに置いたときの側面は平面になっています。
このように、ツールを当てて滑らせて彫っていくのでガイドになる部分の厚みはちゃんと計算します。
微妙なズレは、ツールの角度などを工夫して強引に合わせます。
まずはセンターに細めの溝を彫っていく感じ。BMCタガネ0.4mmを使いました。
今回は部分的に太い溝を。ファンテックのスジ彫りカーバイト0.6mmを使いました。
チェーンのコマとコマのあいだに、ピンバイスで少しだけ穴をあけました。いつもは貫通させていたのですが、今回は貫通させず、半分ぐらいのところで止めています。
(強度確保のため)
最後に深くえぐるように。タミヤのスジ彫り超硬ブレード0.5mmを使いました。
こんな感じで、ローラを意識して彫ります。秀樹じゃないですよ。
なお、この部分は一番かんたんに彫れるのですが、一番目立つところなのでここだけやるのもいいかもしれません。
同じように、上側、下側、出来そうな部分を出来るだけ彫ります。
今回使ったツール。左からファンテックのスジ彫りカーバイト0.6mm、タミヤのスジ彫り超硬ブレード0.5mm、BMCタガネ0.4mm。
塗装ですが、黒ツヤアリで塗ったあと、チェーン中央のローラ部分のみメッキ調塗料で塗装し、そこだけマスキングしてチェーンの色で塗装しています。
チェーンの色はシルバー系にオリーブドラブ等を混ぜて少し茶色系等に寄せた色です。
具体的にどのように彫っているかは動画を観ていただくと一目瞭然です。
耐圧ホース
しっかり当てて、ゴロゴロと転がして傷を写します。ヤスリが空回りしないように。
これは何度もやってコツをつかむしかありません。
このようにローレット加工のようなものが出来ます。以前はこれをローレット加工された棒の再現に使ったのですが、今回は耐圧ホースに流用してみます。
キットパーツと同じように曲げる。
傷が繊細で深いので、この上からサーフェイサーを吹き付けてディテールを均(なら)す。
さて塗装してみました。まあまあいい感じになったのでは。
これは可能性ある……。
続きは次回をお楽しみに~。
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