NSR500 (1985) F.Spencer#08 バキュームフォーム
みなさんこんばんは。
暑い日が続くようになりました。水分を補給するのを忘れずに。熱中症に注意しましょうね。
先日、あまりに暑いので、家電ショップに行って扇風機を見てきました。
我が家にも扇風機はあるにはあるのですが、とても調子が悪いんです。液晶パネルが付いているのですが、1週間に1回ぐらいしか表示されません。
どんなモードになっているのか、風力がいくつか、なんてものは分からないわけです。
風力に関しては、まぁ大事なのは数値ではなく、実際に風が出ている強さそのものなわけですから、別に液晶がつかなくてもいいのですが、タイマーになっているのかどうかなんてのは液晶が見えないとさっぱり分からない。
そして無駄に多機能で、リズム風だとかイオンだとか付いているのですが、さっぱり分からない。
そんなウチの扇風機ですが、実は普通のカタチではなく「タワー型」のやつなんです。
8年前ぐらいに、なぜそんなのを買ったかというと、接地面積の小ささですよね。
普通の扇風機がどんなにコンパクトにできていても、丸い台のぶん、地面を使うわけです。そして、その上空にはなにも置けない。
しかしタワー型の扇風機は、丸い台の部分が小さくコンパクト。高さはあまり関係ないわけです。
これは気づいている人いるのかな?などと、調子コイて買ったわけなんです。
しかし、悪い予感はあった。
その8年前、タワー扇風機を買った帰りの電車の中で、シートに座って両足のあいだにタワー扇風機の箱を挟んでいたんです。
すると、結構お歳を召したおばあちゃんが隣に座ってきました。
しばらくおばあちゃんの視線を感じましたよね。タワー扇風機をジロジロ見ている。そうか、暑いからおばあちゃんも扇風機欲しいよね…。
するとおばあちゃんおもむろに
「ウチもそんな扇風機買ったんやけど、1日でのどが痛くなったわ、あかんわ」
と言い放ったんです! えーー!そんなん言うーー??
今買ってきたばかりの、初対面の人に向かって、そんなん言うーーー!??
いや、忘れていました。電車の中で座っていたので、つい安心していましたが。
この世はまさに、戦い。
生きるか、死ぬか。
おばあちゃんといえど、油断してはいけなかったと反省しています。
……ということで、最初からケチの付いていたそのタワー扇風機がとうとう調子が悪いので、今回は普通の丸いプロペラの扇風機を買うことにしました。
やっぱり丸いプロペラが一番ね。
…ということで、NSR500の続きをやっていきます。
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これもこれまでと同様、86年型はカタチがだいぶ違いましたので、少しだけ気になるところを修正していきます。
まずはブレーキキャリパーをステーのところから切り離し。
一番左は実車写真。真ん中が86年型(キット)。だんだんと右のようになっていきました。
形状の解説の為、「HONDA NS500&NSR500 Archive 1982-1986」から引用しました。
金属パイプで作ったパーツを付けます。(センサーか、アンチノーズダイブ機構(TRAC)か分からないです。)
ここで再度実車の写真。(上で出てきたものと同様に引用します。)
指差したところに、カバーのようなものがあるんです。
このカバーを、カンタンなバキュームフォームで作ります。
まずは型作り。
まずフロントフォークの型をとります。おゆまる。100円ショップで買う。
出来たものに、エポキシパテを盛り付けて整形します。今回はタミヤ高密度タイプを使っています。
☆さて、ここからカンタン・お手軽な「バキュームフォーマー」を作ります。
実は大昔(10年以上前)に作ったものです(DUCATIでも使った)が、今回改めてご紹介。
100円ショップのタッパー。4方向にパッチン(ロック)が付いていて使いやすい。カレーとかいれても漏れません。
(これは今回使用したタッパーと同じ、別のもの。2個あるのです。)
そこにパンチングメタルの板を貼り付けます(写真は内側から見たところ)。ハンズやホームセンターで売っています。値段は忘れました。
下の容器の横に、1箇所穴を開けます。この穴は、ご家庭の掃除機の細いノズルの大きさにぴったり合わせます。
さてこちらは100均のフォトフレーム。ポストカードサイズ(だいたいタッパーのフタと同じ大きさ)。もちろん¥100。
木枠以外は使いません。
さきほど作った型ですが、一応型の下に足を作っておきます。多少バキュームに失敗しても大丈夫なように。
(割り箸に載せただけじゃなくて、接着固定してあります)
このようにセッティングして準備OK!!
(※火事に注意。バケツに水を組んで横に置いておいてください。そして自己責任で。)
ポストカードに取り付けたプラ板を、電熱器やトースター、なんでもいいですが温めて、プラ板がタプンタプンとゆらゆらしてきたら、そのままで掃除機のスイッチをON!
プラ板はすぐに冷めてしまうので、しっかりと温めることがコツですが、火がついてしまわないように注意。くれぐれも、火事にならないように、水を用意しておいてください。
掃除機のスイッチをONにしたら、熱して柔らかくなっているプラ板を、手早くフォトフレームごと、型の上に載せます。
すると、掃除機の吸引力で、熱したプラ板が型に吸い寄せられるように吸着し、形が出来上がります。
※すぐに掃除機の電源を切る!(負荷がかかります&ウルサイです)
一発で出来た!……ん?ちょっと向こう側が甘いですね。でも、使う部分はちゃんと出来ているようなので問題ないです。
あとは、しばらく待つとすぐに冷えますので、型から外して、カッターで余分なところを慎重に切り取って終わりです。
ということで、記事を読んでいただいて面白いと思ったら、下のバナー2つ(ガンダムとアルピーヌ)をたまに押してくださいm(_ _)m
とりあえず今回はここまでです、次回をお楽しみに~!!
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えっ、ドゥカティってそんなに昔の作品だったっけ??
と思ったら、確かに記事の日付は10年前ですね・・・
光陰矢の如しというやつですか。
ビックリですわー
kiyさん そうなんです、速いですよね~^^;