誰でも1度は使ったことがあるのではないでしょうか。
“瞬間”といっても付けた瞬間に固まってくれるわけではなく、(特にゼリー状は)しばらく保持する必要があります。またプラモ用の接着剤と違って、ほんの少しだけ付けて使用します。
瞬間接着剤用の硬化スプレーを使用すると、吹きつけた瞬間に硬化させることが出来、あとで述べる「白化」もある程度防ぐことが出来ます。このスプレーは必須の材料と言えると思います。また、瞬間接着剤+硬化スプレーで、パテの用に合わせ目消しなどにも使用出来ます。
便利なように思えますが弱点もあり、ゆっくりと徐々にかかる力には強いのですが、「コツン」というような急激な力にはモロく、ポロっと はずれたりします。
また「白化」という現象があり、瞬間接着剤が付いた周りのプラスチックが白く曇ることがあります。透明パーツなどに使用して、白化がおこるとガッカリです。できれば透明パーツには使いたくないですね。
白化させないコツはあまりたくさん付け過ぎないようにすることと、密封した容器などにすぐに入れてしまわないこと、なによりも硬化スプレーを使用することです。
「ロックタイト」という商品(メーカー)名の瞬間接着剤があり、これには「低白化タイプ」というものがあります。これがイチ押しです。昔、ロムというモデルカーショップで購入しましたが、最近は日本の企業が(ライセンスか提携かわかりませんが)売り出しているようで、ハンズなどで扱っているようです。
瞬間接着剤は、お互いを溶かしてくっ付くプラ用接着剤による接着とは根本的に違いますので、強度はプラ用接着剤ほどはありません。使いどころを間違えないように!
★瞬間接着剤を使用した制作例
・ランボルギーニ・ミウラのエッチングパーツの組み立て1
・ランボルギーニ・ミウラのエッチングパーツの組み立て2
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