リューター(モーターツール/マイクロモーター)



 

リューターとは

リューター
リューターという名前が多分一般的だと思うのですが、先が高速回転する本体に、様々な種類のドリルややすりなどのアタッチメント(ポイントとかビットとかいう)を付け替えて使う便利な工具です。
歯医者さんでウィーンとやられるアレに似ているものです。

 

メリットとデメリット

高価な工具ですが、時間がかかるつらいヤスリがけ(指先も痛くなってくる)などを早く終わらせたり、ポリパテやファンドでの造形(削り)作業がラクになったり重宝します。
そして、アタッチメントの種類がとても豊富で、品質によって値段は変わりますが様々なメーカーから安いものから高いもの、多種類の形状のドリルやヤスリ、ツヤ出し用のバフなど様々です。

アタッチメントを取り付ける部分の軸系には種類があり、模型用によく使われるのは直径2.35mmか3mmが多いです。互換性はアダプターで可能な場合もありますが、アダプターはなるべく使わないサイズで揃えるほうが良いと思います。

このように書くと魔法の道具で誰でも使いやすく便利である というように思ってしまいがちですが、思っているよりも削りすぎてしまったり、ヘンなカタチで削ってしまったり、どのポイントを使えばよいのか、などなどは慣れるまでは使い所が難しい部分もあります。

 
 
ホームセンターやWEB通販で購入できますが、値段はピンからキリまであります。一般的なホームセンターによく置いてある「プロクソン」というメーカーのものは有名で、価格も導入しやすいです。僕は昔、京都のVOLKSという店で売っていたものを使っています。(おそらくプロクソンのOEM)
(※現在はツイスターという製品にグレードアップしました。)

ただし、これらの、1万円を切るぐらいの価格帯のリューターは回転の際の芯(軸)のブレの精度はそこそこというレベル。さらに、トルク(削る力)もそこそこで、ぐっと抵抗がかかると止まってしまいやすいです。

より高価なリューターになればなるほど、軸の精度が高く、リューターを旋盤のように使うこともやりやすく、精度の高いパーツを作り出すことがやりやすくなります。(トルクも上がってきます。)

 
そこは人それぞれの予算に応じて、まずは安いもので試してみるのもいいのではないでしょうか。
最低限、回転数が無段階で変更できて、コンパクトなものがいいと思います。

 
リューターの使用例(シフトノブの制作):


 
 

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6件のフィードバック

  1. ペンネーム:中学生のプラモデル大好き より:

    こんにちは!いつも参考にさせてもらってます!特に工具などは何が必要でどのくらいするのかとかわかるのでいいです!
    質問なんですが、飛行機のプラモデルはupされないんでしょうか?
    おねがいします。

  2. kenji@管理者 より:

    こんにちは。飛行機ですか~。昔結構作ったのですが、最近は作らなくなってしまいました。クルーセイダーとか好きなんですけど…。

  3. ペンネーム:中学生のプラモデル大好き より:

    そうですかー
    スミ入れとかよくわからないんで気が向いたらupしてくださいね!

  4. kenji@管理者 より:

    すみませんね。
    スミ入れは基本的にガンダムとそんなに変わらないはず…です
    (飛行機、しばらくは期待しないでください)

  5. 積みプラK より:

    はじめまして。プラモ作りに行き詰った時に、いつもここのサイトに来ていました。リニューアルされたんですね。以前から、自分のサイトを作るならなんでも制作日記さんのようにしたいと憧れておりまして、先日やっと開設しました。ぜひ遊びにいらしてください。

  6. kenji@管理者 より:

    >積みプラKさん
    はじめまして。
    なぜかみなさんリューターの記事にコメントを。。。
    それはさておき、書き込みありがとうございました。また見に行きますね。

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