トランクの開閉 タミヤ1/24 日産 スカイラインGT-R #08
みなさんこんにちは(^-^*)/
ハコスカGT-R(KPGC10)の続きです。
前回はエンジンルームのちょっとしたパーツを作ったりしていましたね。
今回は、少し前にトランクを切り抜く回がありましたが、あの切り抜いたトランクのフタを開閉式にしていきます。
トランクの開閉(ヒンジなど)
まずトランクの開口部、内側周辺には、ちょっとフチが出っ張っている部分(実車ではゴムパッキンが付いているところ)がありますので、プラ板で作っておきます。
プラ板で作る際に、カンタンな型紙をとります。
紙ならなんでもいいのですが、ふせん紙は厚みがちょうどいいしコシがあって、机上にポンと置いておけるので便利に使っています。ポリパテを混ぜるパレットにも使えますし、なんとメモを書いて貼り付けて使うことも出来ます。
こんな感じに、だいたいピッタリに出来ました。左上の角はフューエルリッドになります。これはハコスカのデザインの中でも素晴らしいポイントのひとつ。
ヒンジは実車の写真を参考に、アルミ板0.3mmを切り出します。基本前回のポルシェ911と同じ作り方をします。
こんなカタチ。実車よりもちょっと太めにしています(強度確保のため)。
トランクが開くと、トランクの裏が見えます。つるぺただとなんかアレなので、裏のディテールを作ります。
重ねます。
こんな感じに付ければいいか……。
トランクリッドとヒンジ。あとは組むだけ。
ヒンジの軸を固定する部分です。ポルシェ911で作ったのとほぼ同じ方法です。(写真では仮に両面テープで留めてあります。)
まず軸の線を細い金属線にしているのは理由があります。この細い金属線は虫ピンを使うのですが、虫ピンは固くてしなりもあり、簡単にカタチを変えません。バネのように。
そして、虫ピンでヒンジの軸を固定する際に、多少テンションをかけた状態で固定します。すると、ヒンジの軸内にテンションがかかり、そのテンションが適度な抵抗となり、剛性感のある動作になるのです。知らんけど。
取り外すとこんな感じです。
塗装してから最後に取り付けます。
せっかくですので、フューエルリッドも開閉可能にします。が、ここは分厚いと引っ掛かって開かないため、薄く作る必要があります。というわけで、アルミ板で置き換えました。
ヒンジは、金属線をパイプに通して、コの字に曲げた普通のもの。穴を2つあけて差し込んで固定する。
こんな感じ。このクリアランスで塗装して可動するかなあ?なにごともチャレンジだ。
フューエルリッドを閉じてても開いてても、トランクの開閉が出来、反対に、トランクがどの状態でもフューエルリッドが開閉出来ます。
下↓の動画で可動の状態を見てください。
ちなみに、トランクが開いたときにそのまま保持されるのは、ヒンジが上がりきったところをプラ板が挟むように小さなプラ片を入れています。
指差ししているところに小さな白い四角いのがあるのが分かりますか?
そのプラ片に、ヒンジの板がちょうど入るぐらい(ほんのちょっと狭くてグッと入る感じ)の溝を切ってあって、その抵抗により保持されています。
【この記事の使用キット】
タミヤ 1/24 スポーツカーシリーズ No.335 ニッサン スカイライン 2000GT-R ストリートカスタム プラモデル 24335
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どこも、かしこもすさまじい精度ですね…すばらしいです!!
pinokiさん ありがとうございます。pinokiさんのような精度の高いモデラーさんにそう言われるとは嬉しいです。