リア ブレーキディスク の制作 1/6 AHM CB750F (1982) F.Spencer#45
みなさんこんにちは(^-^*)/
突然ですが、私はこう見えてもお菓子が好きなんです。お菓子。
草もちやどら焼きなどの和菓子も大好きですが、ここで言うのはスナック菓子などの、いわゆるお菓子。
しかし、お菓子は一般的に「あまり食べちゃだめ、身体に悪い」みたいな扱いを受けています。
・「お菓子を食べるんならご飯を食べなさい」
・「お菓子を食べると太る」
などなど、誰しも言われた経験があるのではないでしょうか。
そもそも 「お菓子を食べるならご飯を食べなさい」 ってなんだ。
目的はどこに行ったんだ。
お菓子を食べるのが目的なのに、なぜか「腹を満たす」のが目的みたいに、まったく伝わっていない。
そんな虐げられているお菓子ですが、小さい頃、まだ実家にいたとき、よく家にあったお菓子ってありますよね。
代表的なのはこれ。
じゃじゃーん!「雪の宿」。(画像は 説明のためオフィシャルから引用させていただきました)
これ実家にいつもあリましたよね?「お菓子買ってきて」と母に頼むと、高確率でコレ。
しょっぱいサラダ煎餅に、甘いのがついているやつ。これはサラダ煎餅なのでサラダだからカロリーはゼロかな?(本当は100gあたり460kcal)
(画像は 説明のためオフィシャルから引用させていただきました)
次はこれ。おばあちゃんのぽたぽた焼き。
これ、おばあちゃん「が」焼いているんですからね。おばあちゃんを焼いたのではないです、念のため。
これも実家お菓子の筆頭ですが、砂糖醤油味で、「甘さ+しょっぱさ」なんですよね。
(あれ?)
と、ここまで書いて気が付きましたが、うちの母が甘じょっぱいのが好きなだけだった可能性が。
これも、ベースはサラダせんべいでサラダだからカロリーゼロかな?(本当は100gあたり426kcal)
(画像は 説明のためオフィシャルから引用させていただきました)
そして、最後はこれ、「おにぎりせんべい」です。
さすがにこれはおにぎりだから、カロリーあります。100gあたり、517kcal。
このおにぎりせんべい、実家のある滋賀や、そのあと一人暮らしをしていた大阪ではもはやソウルフード的なお菓子だったのに、東京に出てきたときに売っていなくて、周りの人たちも知らないことに衝撃を受けました。(今はスーパーなどで目にすることもあります)
このカラーリング(オレンジと緑の歌舞伎カラー)は、おにぎりせんべいではなく、「歌舞伎揚げ」のカラーなんですよね。
(歌舞伎揚げというのは、つまり関西のぼんち揚。緑とオレンジのカラーで親しまれています。とても美味しい。)
このように、地方によって人気のある・親しまれているお菓子って変わるのです。
つまり、お菓子ひとつとっても、日本の様々な地方の文化を知る勉強のきっかけになるわけです。(うまいことまとめようとしている)
みなさんも、ぜひ各メーカーの美味しいお菓子を買って食べてくださいね。お菓子に限らず、地方独自の食べ物も、今はネットで買えますので。
……というわけで、
今回は、まだ手付かずだったリア周りを進めて行こうと思います。
手始めに、リアのブレーキディスクを作ります。
まずIllustratorで作図をして、プリントアウトします。ついでに後々必要になるゼッケンのところも描きました。
プリントアウトした紙をプラ板に木工用ボンドで貼り付け、カットします。
カットと穴開けが終わったら紙をはがします。
外周部にキズを付けます。(一旦切り抜いた内側のパーツを戻してからキズをつけ、また内側のパーツを外した写真です。)
ブレーキディスクを作る上での大事なポイントですが、やはりエッジをシャープにする、丸めないことだと思います。
ブレーキディスクを実際に見ると、触ったら手が切れそうな気がするぐらいシャープです。
スクラッチするにせよ、キットのものを使うにせよ、ここはあとで写真撮影したときにとても精密感に影響します。
エッジというのはディスクのエッジもそうなんですけど、穴あきディスクの際はそのひとつひとつの穴のエッジが丸まっていると、プラモデル感が凄く出てしまいます。これは、造形のときも注意するポイントですが、塗装の際も注意します。シルバーやメタリック系で塗装することが多いと思いますが、塗膜を厚くして丸まってしまうと、途端に精密感がなくなります。ですので、出来ればエアブラシで薄く、ふわっと塗装するのが大事かなと思います。
造形で丸くヤスってしまったり(スポンジヤスリを使うべきでない部分に使うと丸まる)、塗膜が厚くなりボテッと丸まってしまうとどうなるかというと、エッジの部分にハイライトが当たります。
上図左のように完璧に丸みをなくすことは出来ないですが、概略の図解です。
右のようにエッジが丸くなっていると、光源の位置が厳密でなくても、反射光が目に入ってくることになりますので、これが丸まってる感を感じるポイントです。エッジの丸まりは、つまり、無段階の面があるようなものです。
エッジがシャープであればあるほど、反射光があたる光源の範囲の角度が狭くなるため、つまりハイライトの幅が狭くなり、シャープさを感じます。
小さな部分では、この丸まりを出来るだけ無くすことで、シャープで精密感のある表現になりますので注意して制作します。
ウレタンクリアーを使ったコートで、ツヤはあるけどなんとなく違和感があるのは、ウレタンの塗膜の厚みからくるエッジの丸みで、ハイライトが太くなって精密感が損なわれるからで、(もちろんウレタンを使っても精密感を出すことも出来ますが、そうなりがちという話です)ここはラッカークリアを使う自分もいつも注意している課題のところです。
(※そもそもの話ですが、あえてエッジを立たせていない、丸めてある形状の部分ももちろんありますので、その場合は上の話は当てはまりません。当たり前ですけど念の為。(^_^;))
さてこれはプラペ―パーです。(厚み0.1mm)
太めのリング状のものが欲しいのですが、プラパイプ等で目的の径のものがないため、プラペーパーを巻いて作る手順です。
隙間の出ないように、しっかりと固く巻き付けます。巻き付けながら、流し込み用接着剤を付けて接着していきます。
こんなふうに最初は(固まるまでは)ぐにゃぐにゃです。
やわらかいうちに、このような棒にぐぐっとはめ込んで固定しておきます。
(この棒は、ジュエリーリングを作る用の棒です。テーパー状になっています。ちょうどいい径の棒がなかったら、ペンや筆の柄など工夫して探します。)
時間をおいて、固まったら外します。もう普通の硬さになっています。これで好きな径の円柱の輪っかを作ることが出来ます。(背の高いものは難しいです)
…といいつつ、寸法がちょっと大きかった(左)ので、もう一度作り直しました(右)。
ふたつの部品が出来ました。右を使います。
この場所にはめ込みます。
ぐぐぐ――っと。
てってれー!!(Ta-da! )
誤差ゼロ。ストロングゼロ。
一旦外して、内側のところを切り抜いていきます。
こんな感じで…。
裏から薄いドーナツ状の板をかぶせます。これも運良く誤差ゼロ。
こんな感じの構造ですが、裏からはめた板はあとで穴を開けます。
ボルトをセットして、内側のパーツも用意。(最初に切り抜いたものでリング状のパーツにふたをしたもの)
塗装します。
リアディスクはこんな感じで!
【この記事の使用キット】
ホンダ CB750F プラモデル(Amazon)
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「てってれ~」、グッときました。(笑)
いつもながらの制作のクオリティもさる事ながら、要所、要所の「コメント」も堪りませんっ!
お菓子は、子供の頃、変わった子供で、「都昆布」をよく、食しておりました…..(爆)
SERIES:Sさん ありがとうございます!てってれー!
都昆布、私も大好きです。すっぱいのが美味しいですよね。
kenjiさんおつかれさまです。
そして、いつも楽しみにこちらのAMA CBの制作日記を読ませていただいています。
タイヤの制作から、リアブレーキディスクまで、いよいよという感じがしてまいります♪
タイヤの制作を何度も見させていただきました!
出来ちゃうんですねぇ~~
タイヤの形というのは、サイドウォールとドレッド部のエッジのあたりに、
なんだかたまらない造形美を感じますね♪
このkenjiさんのCBは、ここまで精密に取り組んだ作品は見たことがありません。
ツインリンクもてぎ買い上げ?
ホンダ技研買い上げ?
タミヤ社買い上げ?
もはやこの作品が、この世でどのような待遇を受けるのか、わたくしは楽しみでなりません!
そして、このパーツ1つ1つを、
複製して販売して欲しいくらいでございます。
わたくしは、kenjiさんを見習い、
修行の意味を込めまして、NHK連続ドラマ小説 おしん を今、全話見直しながら1985
NSR500を制作しています。
あぁ、kenjiさんの制作をリアルタイムで見れて幸せです、
お体大事に以後の制作もお願いいたします。
teeさん こんにちは、コメントありがとうございます。
おしんにウケました(笑)懐かしすぎる。でも全部観るの大変そうですね。
CBは早く完成させたいのですがちょっと作る時間が取りにくくて遅くなってきています。
もう少しなので頑張ります!