ランボルギーニ・ミウラ#09ステアリングホイール

　
みなさん、こんばんは。

　
最近「片付け」が流行っていますね。
　
片付けって素晴らしい！片付けが出来たら人生が変わる！って。

　
ときめいたら残す、ときめかなかったら捨てる　とか。

　
私は自慢じゃないですが、机の上はあまりキレイなほうではなく、たぶん片付け苦手なほうでいつもぐっちゃぐちゃになっています。
ときめかなかったら捨てる　とか言われても、仕事に使う資料とかに誰がときめくのだ。まったくときめかない。
ガムテープにときめいたら怖い。
ときめかなくても捨ててはいけないものは山ほどあるのです。

　
今いま使わないから、って仕舞ってしまうと、もう二度と使わなくなってしまうので、外に出しておく。（もしくは使うときにすぐ使えず不便なので外にだしておく。）こういうのがたくさんあるんです。

　
仕事の資料、書類なんかは、やる順番にどしゃーっと積んでいってあるんです。
これ、仕舞ったら忘れちゃうから。

　　
仕舞って使わなくなってしまったら、それはダメじゃないですか？
　……それは使わないものだから捨てたほうがいいって？

　
いやいや！出しといたら使うんだって！そういうものもあるんだって！

　
じゃあ片付けろ片付けろという人はあれですか、トイレの中にトイレットペーパーとか出してないのかな。
収納ボックスの中に全部仕舞っているのでしょうか。出してるでしょう！それと同じだから！

　
キッチンの流し台もカバー付けて隠しましょう、ガスレンジもカバーで隠しましょう、では使うときに不便でしょう？
だから出しっぱなしになっているんです。
　
片付けのために収納（道具）を買うと、それこそ物が増える、本末転倒。だから、結局ものを捨てないと成り立たない。

　
でも当然、たくさんのものが必要な場合もあるんです！みんながみんな、少しのモノで暮らせるかというと、職業やライフスタイルは人それぞれ違うし、モノの量なんかは千差万別で当たり前。
　

　
考えて欲しい。クルマの運転席だって、ボタンにカバーついてませんし（必要だから）、そう、これはUIなんですよ。
ユーザーインターフェース。

　
人間と道具のあいだにあるもの…。
手を伸ばして触ったり、目で見て認識したり、身体で感じたりするもの…。
　
人が居る空間にはすべてUIがあって、片付けるというのはUIの放棄だ。

　
スティーブ・ジョブズの机を見たことありますか？ぐっちゃぐちゃですよ。
　
アインシュタインの机を見たことありますか？ぐっちゃぐちゃですよ！
　
なぜならこれはUIだから。
　
　
……ということで何が言いたかったかというと、「本当にスミマセン。片付けられないです…。」でした。
　
　
さて…なんでしたかね？……そうだランボルギーニ・ミウラだ！

　

ステアリングホイールです。いわゆるハンドル。ハンドルというのは、クルマと人をつなぐ最も大切なユーザー・インターフェース（UI。前文とつながった！）のひとつ。キットのも良く出来ていていいのですが、スタジオ27のエッチングパーツにステアリングの部品があったので、せっかくだから使います。

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重ねたり曲げたりして真ん中の部分が出来ます。フラットではなく、ちょっとコーンが付いている。

　

さて、ステアリングのパーツの該当部分をカットするのですが、写真のような「エッチングノコ」。これはモデリングノコというやつですが手で持って作業するのはすごく指の力が必要。出来ればアートナイフにセットしたい。
　
しかし、ナイフの刃の幅は4mm、ノコの幅は5mm。入りません。

　

ですので、90°ひねって、割れているところにノコを入れると固定出来ます。↑ こんなふうに。（5mmより大きいのは無理かな。）

　

これでステーのところを切ります。そして、厚み半分ぐらいを裏から削る。

　

エッチングを裏からセットして出来上がり。

　
　

次はシートです。昔の外車によくあるバケットシート。

　

全体的にツルンとしていてFRPのシートみたいに感じるので（本当は革っぽい）、エポキシパテでボリュームを出し、表情を付けます。

　

折れ曲がっている箇所を中心にシワなどを付けます。ふたつありますが、まったく同じようにはせず、ちょっと変えます。シワを付けるときはポリパテよりもエポキシパテのほうがやりやすいです。

　
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とりあえず今回はここまでです、次回をお楽しみに～！！

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