「模型(プラモデル)」という趣味と「ガンプラ」というジャンル

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例えば履歴書で、例えばインタビューやアンケートを受けて「趣味は何ですか?」とあると、無難なところでは「映画鑑賞」や「読書」、「絵を描くこと」などの芸術的なことや「スノーボード」「マラソン」「ゴルフ」等のスポーツものの答えが思い付きます。
 
これらは一般的にいわゆる「ヘンな人」と思われにくい、少し頭の良さそうな、健康的なイメージを持つ「まっとうな」人間を感じさせるので安心して使えます。しかし、本当に胸に手を当ててよくよく正直になってみると、例えば「時計」「ブランドもの」「家具」…もっといくと「ブリキのおもちゃ」「テディ・ベア」「車の機械式メーター」などのオタク領域にまで突入してしまう「モノ」というジャンルがあります。趣味の対象が「モノ」になると「偏愛」「フェチ」「オタク」などととたんに無難な線をまたいで通り越してしまうから不思議ですね。
 
「時計」「カメラ(あくまで「写真」ではない)」などという趣味はすごくお金がかかりそうで、高年齢層のにおいがプンプンしそうでありますがそれでも社会的には充分まだマシで、クラシックの知識に長けていようものなら一歩間違えば高尚な趣味になる要素もあります。
 
しかし。 趣味は?と聞かれて「模型です」「プラモデルです」ではどうでしょう。
 
「模型」と言えば、聞いた方はいろいろなものを思い浮かべます。プラモを思う人もいれば、建築模型のようなものかもしれません。木を削って何かを創作する人か。重要文化財のレプリカを造り出し美術館に納めている人かも…なんて(全て無限大に良い方を書きました)思われたりして。
 
しかしここで「プラモデルです(真顔)。」なんていうと、相手はどう受け取るでしょう。 …「(プラモデル?子供たちがつくるアレのことかしら?ガンダムとかザブとかグズとかいう??それとも焼きいも屋さんとか姫路城とか?ヤダ~)」などとやや差別的な見方をされかねません。
 
これは何故でしょう? これは対象物がアニメーションだから?それとも興味のない人には全く理解できない世界だから?
 
でもこれはその人たちが間違っています。そういう差別的な見方をする人も、ナウシカやトトロは好きだったりします。極めて狭いモノの見方をしてしまっているだけなのです。 誇りを持って「プラモデルが趣味」と言っていいんです。
 
自分の心の奥に見える一筋の「完成形」の姿を追い求め、その一瞬見えた姿を忘れないように瞬きすら我慢し、脳裏に焼き付け、それに近付けるべく持てる技術の全てを注ぎ込む。これはその対象が重要文化財だろうがガンダムだろうが変わりません。むしろ金にモノを言わせて高いクラシックを買い漁る趣味にくらべれば、とてもクリエイティブで素晴らしいことです。「アーティスト」です。
 
みなさんも「趣味は?」と人に聞かれたら「ガンダムのプラモデルです(真顔)。」と言いましょう。もちろんガンダムでなく車やバイクなど、他のプラモデルでも同様です。
 
お見合いの席で「ご趣味は?」と聞かれたら、「ガンプラサイコー!」これです。 もちろん結果はどうなっても責任は取りませんので自己責任でお願いします…。
 

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1件の返信

  1. うちの趣味は”創作活動全般”です。模型もそうですが、PC改造もそうですし、プログラムもそうですし、後アマチュアヘタレ作家活動もやります。そう、うちは「趣味は創作全般」と云う矜持を持っておりますよ。後、”オタク”と云う”元来差別用語”である文言語彙は否定的に使用しております。WOTAKUその発祥を見て来ているから、その醜さ(外見ではなく内面的)に閉口しているのです。故にうちの中には”オタク趣味”と云う文言語彙は存在しません。うちは寧ろサブカル全般を”WOTAKU”呼ばわりして欲しくない部類の人間です。

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