第五回「BANDAI 1/100MG MS-07B GOUF」
9. 脚部のディテール
青いパーツを仕上げていきます。そのままでもカッコよく出来ると思いますが当初の予定通 りいくつかディテールアップを施します。
すねのサイドの装甲には、サブスラスターの吹き出し口があるのですが、インジェクション成型上の都合で開口していません。これを開口します。





合わせ目を消す処理をしなくてもいいパーツも、パーティングラインがある部分を耐水ペーパーでやすって、面を整えます。

下腕部の装甲パーツにも、パーティングラインの「反り」が目立ちますので耐水ペーパーをあててキレイにします。


ランナーから切り離した部分は、すべてヤスリで慣らした後、耐水ペーパーでキレイに表面 仕上げします。



すべて上記のようにパーツの表面仕上げをしていきます。
スジ彫りを彫ってあった部分が、合わせ目消しによって消えてしまった場合、彫り直しの作業を行います。




表面を仕上げるべきパーツを並べて雰囲気をみてみます。
そして、あらたにディテールアップをする場所とどんなふうにするかを考えます。新たにスジ彫りを彫る場所や、ディテールを追加する箇所などは、パーツがバラバラだと考えにくいですので、こうやって組んでみて位置を決めましょう。
10. ディテールアップ
モデルカー(ミニチュアカー)用のインセクト(虫)ピンを使って、ディテールアップをして見ます。今回は1号のピンで行います。
虫ピンの頭から1mmくらいのところにカッターでスジを入れ、ラジオペンチで切り(折り)取ります。


ピンバイスで0.3mmの穴を開け(貫通)、さらに軽く1.2mmの穴をクレーター状に開けます。


そこに先程の虫ピンの頭を差し込みます。細かい作業なので慎重に行います。


こんな感じで、全体のバランスを見ながら「スジ彫り」「虫ピン」「ピンバイスで穴彫り」などでディテールを追加していきます。


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