第六回「1/12 DUCATI900 M.H.R.」

Facebook
Facebook
Twitter
Visit Us
Follow Me
YouTube
YouTube
Instagram

16. フェンダー→フロントフォーク
 
前回クリアでそこそこツヤが出ましたが、よくよく見ると塗装表面が平滑ではないので研(と)ぎ出します。
 
#2000の耐水ペーパーもしくはフィニッシングペーパーで丁寧に面をキレイにしていきます。フェンダーのように曲面 の場合は指のハラで表面の凹凸を感じながらやります。考えるんじゃない、感じるんだ…
 
…さて、 こまめにペーパー面を見て色が移っていないか確認します。色が移っていればクリアー層を突破して赤い塗料を削っているということですね。塗料の厚さはとてもとても薄いので、丁寧に…
 
togi01.jpgtogi02.jpg

左:#2000で慎重に    右:ペーパーに色が付いていないか確認

 
togi03.jpgtogi041.jpg

左:マット調になってきます     右:ツヤで凹凸がわかる

 
ある程度出来たと思ったら、コンパウンドにタッチ交代です(古…)。
 
今回は表面がかなりキレイ目なので、最初から仕上げ用でいきます。クリアも薄いし…。状況によって、細目などいろんな種類のを使い分けましょう。
 
compaund01.jpg

仕上げ目

 
とりあえずコンパウンドをぬって、こすらずにすぐ拭き取ってみます。するとそれだけでそこそこふんわりとした感じに。これは期待できそうです。
 
compaund02.jpgcompaund03.jpg

左:とりあえずぬって     右:拭き取ってみる

 
コンパウンドは付ける量が少なすぎると布(ティッシュ)の目で磨いてしまうような感じになってしまいそうなので、上の写真くらい多めにつけて磨くのがいいと思います。また、強く押さえ(こすり)すぎたり、素早くこすりすぎたりすると、熱を持ってしまってよくないのでお湯を混ぜるようにこすります。指のハラを使ってもいいかも知れません(肌が敏感な人はダメですよ)。
 
compaund04.jpgcompaund05.jpg

ピカピカです

 
17. フォーク→フレームに
 
出来上がったフェンダーを、フロントフォークにはさみこんで組み立てます。そして、以前に組み立ててあったフレームとコンバイン!
 
fork04.jpgfork05.jpg

左:赤色が照明の加減で…     右:ほんとはこんな赤です

 
キャリパーのボルトなどをシルバーで筆塗りし、リアでやったようにパイピングを施します。そしてハンドルバーを取り付けます。
 
fork03.jpggripend.jpg

右:ブレーキレバーの角度

 
ブレーキレバーの下がり具合は、乗る人の好みで変わります。僕は(ドカではないですが)自分のバイクのセッティングが、ハンドルバーのグリップエンドとブレーキレバーの端が、水平になるぐらい(右上の写真の青いライン)が好きなので、そうします。 多くの人はブレーキレバーの位置がもう少し低いかも…
 
そんなこんなしながら組み上がった写真が↓です。
クリックすると新しいウインドウで拡大表示します。
 
zentai_b.jpg
 
後ろから見た所です。
 
zentai_r.jpg
 

 

Facebook
Facebook
Twitter
Visit Us
Follow Me
YouTube
YouTube
Instagram
ブログランキング・にほんブログ村へ
  ↑ 1クリック!応援していただければ嬉しいです!
ガンプラ入門ストアOPEN!
あなたにオススメの記事...

2件のフィードバック

  1. てる より:

    管理者様 最近になって、車のプラモデルつくりをはじめました。作成時には常に参考にさせて頂いております。ありがとうございます。とにかく、貴殿の柔軟な発想には脱帽です!それと、技術(技能)も凄いと思います。今回は、質問があり投稿をさえて頂きました。研ぎ出しの時の相談なのですが、小生の場合体質の面から水性塗料のみ使用しております。ラッカー系を使用すると咳が止まらなくなるのです...。水性塗料の場合、塗装面が柔らかくなるのが難点ですが、コンパウンドを使用して磨く際には持つところ(固定するところ)に、いつも苦労しております。力を入れると、すぐに指紋が付いてしまい、他のものを介して固定した場合、その素材の跡が付いてしまいます。何か妙案はございませんでしょうか?ご指導よろしくお願い申し上げます。

  2. kenji@管理者 より:

    >てるさん
    ラッカーが使えないとのこと、水性でなんとかしないといけないですね。
    つやあり塗装だと完全乾燥に時間がかかるので(というか、これ乾くのか?という感じ)、たしかに持てなくなりますね。
    水性塗料で仕上げる場合、研ぎだしは行わないほうが良いのではないかと思います。コンパウンドもなしで、最後のクリアーをきれいに行うことでフィニッシュさせたほうがよいのではないでしょうか。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください