ホースエンド1/6 AHM CB750F (1982) F.Spencer#03
みなさん、こんにちは。
すごく個人的ですが、自分のバイクライフの想い出を辿るような気持ちになってきていて、、、なんというか、ノスタルジックな感動を味わっています。
「ノスタルジック」を実用日本語大辞典で引くと、
遠い懐かしさを感じさせる、得がたいもの、失われたものなどに対して、心惹かれ、思いを馳せ、憧れや恋しさを抱くさまなどを意味する語。
とあります。
「懐かしい」と直訳すればそれまでですが、こんなに素敵な意味なんですね。
心惹かれ、思いを馳せ、憧れ、恋しさを抱く ……。
時間というのは不思議なものです。すべて時間なのです。
時間が積み重なったものが「命」なのです。
最高ですかー!
さてこのCB750F、ノーマルのFとはずいぶん違うのですが、特に印象的で特徴的なのがエンジン左サイドにある、エンジンからオイルクーラー、オイルタンクにつながる2本の極太のステンメッシュホース。
左から見たときにはこの部分が大きく目立ちます。
ホースエンドのフィッティングがキレイな色でアルマイト処理されていて、市販車でもよくこの赤と青のフィッティングパーツを付けますよね。
アールズ(EARL’S)とかグッドリッジ(GOODRIDGE)とか。
1/12サイズのバイクの場合、金属の精密なパーツが市販されていたりするのですが、1/6サイズはあまり見たことがなく(あまり売れないだろうし、当然です)、仕方がないので自作することにします。
幸い、大きいサイズですからプラ素材でも強度に問題は出ないので、金属の硬い素材で作らなくてもいいのです。
(1/12サイズで自作すると、プラ素材を使うと細かいところがシャープに出なかったり、潰れたりしてしまう)
以下に、ホースエンド制作の動画を上げました。続けて下に静止画を貼っていきます。
ここから静止画です。
六角柱にするため、プラパイプをペンチでしっかり挟んで保持し、ヤスリを使って面を落とします。
(ちなみに使っているヤスリですが、ホームセンターなどでよく売っている金属向けヤスリのセット品(安物)です)
今度は削った面をペンチで挟み、その他の面をヤスリで落としていきます。何回かやると、120° が大体分かると思います。
反対側も出来たら、こんな感じに六角柱に。鉛筆のような感じです。
六角柱が出来たら、端に円柱の部分を作るために、リューターを使います。
この太さの材料は通常無理っぽい(リューターに取り付けられない)のですが、アタッチメントの中に、工夫すればギリギリいけそうなものがありましてそれを使いました。
この手のアタッチメントを使用すると、センターが出なくなることがあると思いますが、ぐっと力を入れると曲がりますので、調整が可能です。
回転させてよく見て、出っ張っているほうを見つけて、そちら側を内側に少し押します。本能に基づく直感で押しても、高い確率でセンターが出ます。
一発でキチンとセンターを出したい人は、回転させたうえで(アタッチメント金具に)油性ペンをゆっくりと近づけていきましょう。インクが付いたところが出っ張っています。
斜めになっているところはランナーを利用。(もう少しちゃんとやれば良かったかも…。)
ナットを付けて、塗装します。シルバーの上からクリアーブルーです。これで青いパーツはOK。
次は赤いパーツを作ります。プラパイプにプラペーパーを巻き付けて太さを増します。
リューターにくっつけて、ペーパーを当てて整形します。ろくろ的な感じ。
パーツは、ダイヤモンドヤスリのビットにぐっと押し込んで止めただけですが、ペーパーを強く当てなければ全然問題ない(外れない)です。
さてここからがまた先程と同じ。六角柱の面を作る。手でパーツを持って、ヤスリで削って面を出していきます。
こんな感じに。こちらは円柱がナナメになっているので、落とした面が三角の形(おにぎり型)になります。
次はエンジンにつながる部分です。プラ板とプラパイプの組み合わせです。
作ったパーツを全部組み合わせました。
ホースはガンダム等の動力パイプでよく使用されるハイキューパーツさんのメッシュチューブにシルバー塗装したもの(仮)。
ホースはどうするかまだ考え中です。結構雰囲気は出ているような気はするのですが。
【この記事の使用キット】
ホンダ CB750F プラモデル(Amazon)
というところで、記事を読んでいただいて面白いと思ったときだけでいいので、下のバナー2つ(ガンダムとアルピーヌ)をたまに押して応援してください ヘ(゚∀゚ヘ)
(ついでにいいね!も押してね。)
次回をお楽しみに!!
↑ 1クリック!応援していただければ嬉しいです! |
1/6だと1/12では出来ない可動とか組み込めそうですね。
Na2さん ……可動? …いや、聞かなかったことに笑
(コメントありがとうございました)