NSR500 (1985) F.Spencer#18 チャンバーその3
みなさんおはようございます。
長いことブログなんか書いてますと、こんなプライベートな趣味一辺倒なものでも、たまにお仕事に繋がったりすることがあります。
仕事といっても、模型・プラモ関係じゃないんです。
先日、静電気のことについて色々調べて書いたことがあります。そんなに昔でもないので、覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
その記事内に、分かりやすくなるようにカンタンな動画を入れたのですが、その動画が目に止まり、なんと静電気関連の会社様からのお仕事のご依頼があったりしました。
(※私は普段、デザイン関係の仕事をしております。 ※模型とは全く関係ない商品です。)
しかも現在、そのときに紹介した静電気を除去するブラシについて、模型制作に使いやすいように形状を変更して、あたらしい製品作りが鋭意進行中です。
そのあたりが絡み合い、とてもいい状態になっています。
こんなことはそうそうありませんが、そうしたコラボ的なのってとっても面白いですね。
さて、では前回の終わりの状態から始めます。
こんな感じになっていました。
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一旦外して、資料を見ながらつなぎ目のところをペンでマークします。
図解にすると、こうです。チャンバーにプラペーパーの細切りを貼り付けていき、そのセンターに細いプラ棒を接着します。
これだけではおかしいので……。
溶きパテ(瓶入りサーフェーサー)を筆で塗り、プラペーパーとプラ棒の隙間を無くします。その後スプレーのサーフェーサーで筆ムラを消します。
さて、このままこちらは置いておきます。
では次にサイレンサーに取り掛かります。真ちゅうパイプを切ります。少し分厚くてカッターでは切りにくいので、パイプカッターを使います。手でグリグリ回す安いやつで、太いパイプにしか使えませんが、久しぶりに役に立ちました。
チャンバーのパイプとの接続部分はプラパイプにディテールを彫って使いました。真ちゅうパイプの中にはエポパテを詰めておきます。
他の3本を作るために真ちゅうパイプを切りましたが、なかなか同じ寸法になりません。
こちらはテールエンドのパイプです。2mmの真ちゅうパイプです。前にYZR500で使用したものと同じです。
この部分を真ちゅうパイプで作ることの利点ですが、エッジを薄く削っても強度を保てることです。
さて、サイレンサーの固定にスプリングを使用します。そのためにスプリングを固定するステーを洋白板に穴を開けて作りました。
指で指し示したところを爪で押さえた状態で、瞬間接着剤を流して固定します。
スプリングは、ガンプラでよく使用されるwaveの「A-SPRING No.1」です。もう少しだけ細いのがいいのですが、これより細いのが売っていない……。
こちらはチャンバー側の留め具。真ちゅう線を曲げて使用します。
そして!先に作って横に置いていたチャンバーと組み合わせてみます。留め具の位置などは資料を見ながら油性ペンで印を打っておくと、作業がやりやすいです。
こんな風に出来ました。
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とりあえず今回はここまでです、次回をお楽しみに~!!
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めちゃくちゃ細かい作業で感心しました。
私も手先は器用で、細かい作業を得意としていたのですが、
最近は手先が思うように動かず、
さらには老眼になってしまい、近くのものがよく見えず・・・
上手く作業が出来なくなってしまいました。
QooAIBOさん 実は私も数年前から老眼に悩まされ、見えないことと戦っております。
しかし最近、見えないなりの作り方が会得できたようで、見えていた時よりも細かな作業が出来るようになった気がします。
幸い手先はまだ思った通りに動かせるみたいです。
コメントありがとうございました、今後ともよろしくお願いします。