フロントフェンダー 1/6 AHM CB750F (1982) F.Spencer#34
みなさんこんばんは。
CB750Fの制作です。今回はフロントフェンダーを作ります。
キットのノーマルフェンダーはこんな感じです。そうそう、こんなんだった!
ペンでカットするところにあたりを付けました。
愛用のゴツいニッパーでガリガリと切り落とします。いいニッパーを使うと刃が割れる場合がありますのでやめましょう。
上部のウイングみたいな部分もニッパーでゴリッとカットしたら、思いっきり穴があいてしまいました。裏打ちいらないかなと思ったけど甘かった。
今からでも遅くないと、エポキシパテを練って埋めました。硬化したら、鉄ヤスリでざっくりと削ってカタチを出していきます。
曲面ですが、最初は鉄ヤスリを使うのです。
エポキシパテなど、硬いパテを削って周りにカタチを合わせる際、柔らかいヤスリだとなかなか思ったような曲線が出ず、面がゆらいだ(ボコボコした)まま表面だけがキレイになっていきます。
ボコボコをビシッと整地してカタチを出すのは硬いヤスリを使うと速く出来ます。細かい表面をキレイにするのはそのあと。
硬いヤスリは鉄ヤスリでもいいし、当て木をした耐水ペーパーとかでもいいです。
これはヤスリの番手(細かさ)とは別の話ですが、面のゆらぎの度合いによっては、番手で解決出来ることもあります。
大きくゆらいでいる面は鉄ヤスリでバシッと面(曲面でも)を出したほうがラクだと思います。
ということでこんな感じにフェンダーの基本形が出来ました。大事なことですが、ノーマルホイールは19インチ、このAHMスペンサースペシャルは16インチ。全然曲率が合っていないので、熱を当てて曲げてあります。実車のAHM・CB750Fも、まったく同様に、熱で曲げてあるみたいですよ。(それが理由でか、タイヤとぴったり合っていない)
ここからなんですが、AHMのCBはフェンダーのフチが少し反り返っているタイプなんですね。
ちょっと面倒ですが、プラ棒を周囲に沿って貼り付けてから、削って整えていく作戦です。
フチに沿って接着剤で接着していきます。いつも使っている、流し込み用接着剤です。……と、ここまで貼り付けてからフェンダー先端のカタチがだいぶ違うのに気が付きました。ノーマルはくるんと丸く、AHM仕様はシャープに尖っているんです。
ということで、貼り付けたフチのプラ棒を少しはがして、フェンダーの先端を尖らせます。右サイドの赤い線のように。左はノーマル。
下は制作動画(4分47秒)です。
動画のようにフチ周囲にプラ棒を貼り付けたら、その段差のすき間にポリパテを流し込み、以前やったフィレットの作り方同様に処理します。ネイルのツールを使うやつです。
フィレットの造形
次に、このままでは反りが大袈裟過ぎるのでヤスリで削って整形していきます。前側はこれぐらいでしょうかね……。
こんな感じでいいでしょうかね。フロントフェンダーが出来ました。
フェンダーステーの続き
さてこれはプラ板0.5mmを二枚合わせにしたものです。先日作ったフェンダーステーに取り付ける部品です。今回のフェンダーを支える(押さえつける)部品でもあります。
横の板の角度が、接着している最中に傾いたりすると困るので、接着中は あいだにプラ板を挟んでおきます。
今回はここで終わりです!(また中途半端なとこで!)が、先日のイベントで著名な車エンスージアストの、いのうえこーいち氏とお話したのですが、その際のことが氏の出されている雑誌「自動車趣味人」に掲載されました。
雑誌「自動車趣味人」は、まさにエンスーによるエンスーのための雑誌 という感じで、この号にはロータス・エリートのオーナーの方のインタビューや、大好きなアルファ・ロメオ・ジュリアSSやMGAの記事など、クルマ好き(旧車好き?)に読み応えのある内容で、掲載いただいてとても嬉しいです。
それではさようなら!
【この記事の使用キット】
ホンダ CB750F プラモデル(Amazon)
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