エンジン塗装 フジミ 1/24 フェラーリ365GTB/4 デイトナ #04
みなさんこんにちは(^-^*)/
すごく寒くなってきましたね。
こないだまで暑かったのに、もう秋は一瞬で終わり、冬の気候です。
私はここで何度も何度も書いていますが冬が好きでして。
とても落ち着きますね。
さてデイトナの続きをやっていきましょう。
大体のパーツの確認が終わったら、一つひとつのパーツを手にとってパーティングラインを処理していきます。少し前にもパーティングラインの話があったような気もしますが、ボディだけではなくて、エンジンや足回りの細かいパーツをやります。写真のようなところは、ナイフの刃を立てて削り落としていくと楽です。
デスビ(ディストリビューター)ですが、このマシンには2個付いています。
この部品は(実車では)、各シリンダーにある点火プラグに電気を通す部品です。ですので、点火プラグから伸びるプラグコードは一旦この部品に繋がります。
12気筒のデイトナは左右に6個ずつのシリンダーが配置されていますが、ひとつのデスビで片側6個のプラグを担当する構造になっています。
キットのデスビは上半分が省略されていて、プラグコードをつなげるところが足りません。
資料を見てもデスビのところは半分隠れていて、カタチがよくわからないのですが想像で作ります。とりあえず、プラグコードをつなげるところがあればOKと考えています。
想像で作りましたのでカタチはこういうものだと思わないでくださいね。
コードを挿す穴を7か所開けます(上段3つ、下段4つ)が、6つはエンジンシリンダーヘッドから来るプラグコード、あと一つはイグニッションコイルにつながるコードです。
(上の段の真ん中)
エアクリーナー。蛇腹の部分のパーティングラインは面倒ですが、ヤスリかナイフを立てて削り、目立たなくします。
シリンダーヘッドカバー。赤にするのもアリだと思いますが、今回は黒にします。
トランスミッションとデフのケース。デイトナはエンジンが前にあり、ミッションとデフは一体化され(トランスアクスル)後ろにあり、シャフトでつながっています。
なぜこんな構造になっているか、なぜミッションがエンジンの近くにないのかというと、簡潔に言えば重い部品が前に偏ってしまうのを避けるためです。重量バランス。
塗装
シリンダーヘッドカバー。
あとで真ん中のくぼんでいるところにシルバーを塗装します。
次にエンジンのこの部品(ベルトのところ)を塗装したのですが……。
指差ししている部分の件です。
普通にエンジンに組むと、このようにパーツが取り付けられます。
このパーツ、デイトナのエンジンを調べるとかなりの確率で付いていないのです。
付いている個体の多くはデイトナスパイダーでして、なんだろうと疑問に思いまして。詳しい人に相談してみました。
実はこの部品、スモッグポンプと言って、排ガスの有害な物質を酸素と混ぜて消してしまうという機械のようです。
排ガス規制が厳しくなり(もしくは排ガス規制が厳しい地域で…… 例えばアメリカ西海岸とか)取り付けられたのではないか。
(取り付けられた実車写真を見ると、この部品からエキゾーストパイプに向かってチューブが伸びています。)
デイトナスパイダーはとても西海岸向けな感じなので納得しました。
となると、これは必要ないので(ダサいので)取ってしまおうというオーナーが多いのではと想像出来ます。排ガス規制を気にしてパワーを落としてまで12気筒に乗るような方は少ないでしょう。← 暴言
まあそれは冗談ですが、これはプラモなので遠慮なく削除します。
ちなみに写真の真ん中らへんの写輪眼みたいなパーツはジェネレーターです。
Before After。このように変わります。指差ししているキャブレターは、よく見ていただくと分かりますが下部を削って高さを低くしました。
仮組み時にボンネットギリギリでやばい感じがしたためです。
エンジンブロック、シリンダーヘッドカバーを塗装し、組み合わせ。
プラグコードを付けていきます。さきほど作ったデスビにつなげます。
コードは、シリンダーヘッドに穴をあけて挿すだけではなくて、根元に一段太い黒いビニールパイプを通しておくと、より雰囲気が出ます。
また、コードを途中で数か所まとめるとらしくなります。
エアコン(一番左側のパーツ)やオイルフィルター等々を塗装して取り付けました。
FRAMのオイルフィルターなのでオレンジ色に塗装しました。(赤+黄色+クリアーオレンジで調色)
ウェザリングしてだいたい出来ました。
エアクリーナーのジャバラ根元のバンドは手元にあったエッチングを使いました。
デスビからイグニッションコイルへつながるコードを取り付けました。(白いコード)
デスビの角度が少し立ち気味だったので少し寝かせました。
【この記事の使用キット】
フェラーリ365GTB4デイトナ プラモデル(Amazon)
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今晩は。
「継続は力なり」ですね。
コンスタントに更新されホントに頭が下がります。
今回は、爪楊枝の先よりも小さな部品を、組み合わせて、潰して、削って、お手製の蝶ネジの出来上がりですね。
どんだけ引き出しばもっとっとね。(笑)
トミーガンさん こんばんは。
継続…は理想なのですが、実はなかなか継続出来なかった時期があったり、
今も2週間ぐらいすぐにあいてしまうので難しいです(^_^;)
はじめまして。
いつも楽しみに拝見いたしております。
質問なのですが、エアクリーナと蛇腹を止めるバンドやプラグコードを束ねるタイラップはどのようにして製作されているのでしょうか?
差し支えなければ教えて頂けないでしょうか。
よろしくお願い致します。
パテ・モリヲさん はじめまして。
プラグコードを束ねているのはステープラー(ホチキス)の針で、千枚通しのような先の細く丸いものでCのようなカタチに丸めます。コードをまとめたらピンセットでつまんで閉めて固定します。
なぜホチキスの針かというと、断面が四角いのと、カタチをちゃんと保持してくれるから、いくらでも手に入るから……等々です。
エアクリーナと蛇腹を止めるバンドは、記事内でも書いておりますが、汎用のエッチングパーツです。
お返事ありがとうございます。
ホチキスの針ですかっ!!!!
じぶんも頑張って真似してみたいと思いますが、果たして再現できるかどうか。
頑張りますっ。